グリーンウッド・グレートハウス
概要
丘の上に佇むグリーンウッド・グレートハウスは、ジャマイカの有名な大邸宅に比べて、より親密で没入感のある体験ができる珍しいプランテーション住宅です。1831年クリスマス奴隷反乱を無事に乗り越えた唯一の邸宅として知られ、オリジナルの家具や極めて希少な遺物が数多く保存されています。所在地はアイランド北部、アイアンショアから東へ11km、ファルマウスから西へ10kmのA1道路沿いで、山道を上がった先にあります。
歴史
現在の二階建ての石・木造建築は、1780年にリチャード・バレット卿の指揮の下で建設が始まりました。バレット家は1660年代にジャマイカへ渡り、砂糖プランテーションで財を成しました。詩人エリザベス・バレット・ブラウニングの従兄弟でもあり、当時としては画期的に奴隷の教育を行ったことで知られています。
保存されているコレクション
元々の図書室はそのまま残っており、油彩画や1626年製のアフリカ地図などが展示されています。さらに、逃走奴隷を捕らえるための珍しい「マン・トラップ」や、エドワード7世のためにトーマス・ブロードウッドが製作した精巧な象嵌ピアノ(ベートーベンのピアノ製作者でもある)など、貴重な楽器類が目を引きます。世界に3台しか現存しない動くバレルオルガンや、2基のポリフォンも所蔵しており、スタッフが実演してくれます。
その他の特徴
屋敷には控えめな幽霊が出ると伝えられ、上階のベランダからは海岸線を一望できる絶景が広がります。




