ローズホール・グレートハウス
概要
この壮麗な1770年代建造の邸宅は、ジャマイカで最も有名なグレートハウスです。裕福なプランテーション所有者ジョン・パーマーと妻ローズ(邸名の由来)のために建てられ、島内最大規模の社交イベントが開催されました。所在地はアイアンショアから東へ約3kmで、見学はガイドツアーのみとなります。
白い魔女アニー・パーマーの伝説
ここには「白い魔女」アニー・パーマーの恐ろしい伝説が残ります。彼女は三度の夫を殺害したとされ、その幽霊が今も廊下をさまようと言われています。
建築とインテリアの特徴
エレガントなパラディアン様式のポルティコを抜けると、歴史的優雅さが息づく空間が広がります。大理石のように光るマホガニーステアケースや、マリー・アントワネット用にデザインされたシルク壁紙のレプリカが特徴です。19世紀に略奪者により多くの備品が奪われましたが、英国の熟練職人が手掛けた輸入アンティーク家具は当時のものが復元されています。
歴史的変遷
1831年のクリスマス反乱(バプティスト戦争)で奴隷たちに破壊され、3階建ての建物は百年以上廃墟と化しました。その後、1966年に丹念に修復され、かつての荘厳さを取り戻しました。
ガイドツアーの見どころ
ガイドツアーでは、アニー・パーマーの上階寝室(血のような赤いシルクブロケードで装飾)や、奴隷の恋人が訪れたとされる秘密通路、彼女の墓、そして時代物の遺品やイギリス風パブが併設された地下室を巡ります。昼間のツアーは豪華な家具と装飾を堪能でき、夜間ツアーはスタッフが闇から現れる演出でスリル満点です。




