東グリーンランド 写真ジャーナル
グリーンランドは氷に分かれた国で、西部と東部では言語や歴史が大きく異なります。人口は56,000人ほどで、そのうち52,000人が西部に集中しており、世界最大の島でありながら最も人口密度の低い国となっています。
広大な土地は、日常の中で自分の国を探検する際に、まるで未知の地図の端へ向かうような感覚を提供してくれます。
旅の始まり
私はシシミウトに住んでいます。この町は人口5,500人の小さな岩礁に位置し、北極圏のすぐ北にあります。西海岸にいる私たちにとって、東グリーンランドは「向こう側」の存在です。西部の言葉である「Tunu(背後)」という呼称が示すように、中心と周辺の関係が色濃く残っています。
今年の7月中旬、レイキャビク経由でクルスークの小さな空港に到着しました。クルスークは約250人の村で、砂利の滑走路があります。ここからの旅が私の東部探検のスタートです。
セリミリク氷河峡谷のハイキング
巨大なセリミリク氷河峡谷を四日間ハイキングするグループに合流し、氷に覆われたフィヨルドで5時間のボート移動を経験しました。キャンプは極めて人里離れた場所で、極地の熊から身を守るために銃を携帯するのが常識です。
私たちは氷峡谷を南へ向かい、氷峡谷の端にある小さな村ティニテキラークに到着しました。現地の人々は豊かなフィヨルドの魚を狩りで生計を立てています。狭い海峡を渡ったり、岩が多い海岸線をボートで進むなど、道路がない土地では水路や飛行路、犬ぞり、スノーモービルが交通手段となります。




タシイラックでの体験
トレッキングの終点は地域最大の町タシイラックです。人口約2,000人で、地域の中心地として機能しています。ここでは、漁業や狩猟を生業とする人々が集まり、都市へ移住するかどうかの選択が行われます。





シール狩りとサッカー大会
地元のハンター、イスルティックの男性に招かれ、数夜後にシール狩りに挑みました。19フィートの小型ボートで氷上を慎重に進み、6時間にわたり海岸線を探しましたが、獲物は得られませんでした。
タシイラックでは、東グリーンランドのフットボール選手権が開催され、約400人(東海岸全人口の約10%)が集まりました。砂利のスタジアムでDJが音楽を流し、屋台が熱い犬や麺、乾燥魚やシール肉を販売し、観客はチームカラーで彩られた服装やペイントで熱狂しました。
帰路
数日後、再び飛行機に乗り、足とボートで巡った景色を上空から眺めました。無限に続く山脈と深いフィヨルドを俯瞰し、この地の広大さと厳しさを改めて実感しました。3週間の冒険は、あっという間に過ぎ去り、レイキャビク経由で帰国しました。







