荒々しく、本物のリモート体験
はじめに
私たちは、長いハイキングや遠隔フィヨルドでのボート旅、数週間にわたるキャンプ、そして過酷な北極気候と共に過ごすことが日常です。目的地マネージャー兼フォトグラファーとして、壮大な風景、オーロラ、氷河を目の当たりにしながら仕事をしています。
プロジェクト「Rough. Real. Remote.」
2010年後半に、グリーンランドの奥地を冒険ドキュメンタリーで紹介するプロジェクトを開始。2011年夏に最初の6本のショートフィルムを公開し、続いて撮影クルー、冒険旅行者3名、地元住民を交えた第2弾を実施しました。
参加メンバーにはRed Bullのトライアルバイカー、ペトル・クラウス、山岳自転車3台、Red Epic カメラが含まれ、私はローカルのデスティネーションマネージャー兼冒険フォトグラファーとして、ロジスティクスとロケーション設定を担当しました。
旅の概要
コアクルー7名で、ギリシャと同等の面積を持つグリーンランドの小地域を20日間巡ります。人口1万人が8つの町や村に散らばり、海路と限られたフライトでしか結ばれていません。北極圏が真ん中を横切り、8月でも天候は予測不可能です。
撮影と冒険のジレンマ
撮影に没頭しつつも、山地自転車に乗り、氷河をハイキングし、長大なフィヨルドでカヤックし、地元の狩猟・漁業コミュニティでシールバーベキューを楽しみたいという欲求があります。しかし、映像ストーリーを語るためには感情的に深く関わりすぎないバランスが必要です。フランツ・ブレンターノの言葉を借りれば「深く感情的に関わりながら、それに気付くことはできない」のです。
現場での多役割
撮影だけでなく、道路が冠水したり橋が欠落したりした際には、ロジスティクスやチーム調整、食事の手配、機材の修理まで多岐にわたる役割を担いました。冒険家でありながら、ハンディマン、シェフ、ポーター、外交官、ドライバー、楽観主義者としても機能する必要がありました。
成果と今後の展望
天候が回復した2日間は、午前5時から午後11時まで撮影に没頭し、世界第2の氷河を背景に壮大な映像を収めました。この経験は地域の冒険映画制作手法を変えるきっかけとなり、ほとんど知られていない遠隔地の物語を世界に伝える第一歩となりました。
プロジェクトの画像ギャラリー:
















