テポスコルラ:オアハカのマジカルタウン
テポスコルラとは
テポスコロラン(Teposcolollan)という名称は、オアハカ州ミシテカ族のプエブロ・マジコ(Pueblo Mágico)として長らく知られています。意味は「銅の曲がり角のそば」で、スペイン人到来前の通貨が小さな銅の斧だったことに由来すると言われています。
歴史と文化の融合
サン・ペドロとサン・パブロ・テポスコルラは、実は同一自治体です。スペイン文化とミシテカ文化が混ざり合い、独自のアイデンティティが形成されました。
主要な史跡
この魅力的なプエブロ・マジコと「歴史的モニュメント地区(Zona de Monumentos Históricos)」を散策すれば、かつての栄華を今に伝える建造物に出会えます。代表的なものは、最後のミシテカ女王が住んだカシカ宮殿(Casa de la Cacica)です。絹、毛皮、金、ダイヤモンドが保管されていたと伝えられています。
16世紀に建設された修道院複合施設も見逃せません。オープンチャペル、サン・ペドロとサン・パブロの寺院(Templo de San Pedro y San Pablo)、そしてサンタ・ヘルトリディス礼拝堂を有するドミニカ修道院があります。特にサンタ・ヘルトリディス礼拝堂の隣にあるエスノボタニカル・ガーデンは訪れる価値があります。
ラテンアメリカ最大のオープンチャペル
オープンチャペルはラテンアメリカ最大と認定されており、ドミニカ僧院が1世紀以上にわたって先住民の布教に用いた場所です。先住民のテオカリ(神殿)様式と当時のキリスト教教会の形態が融合しています。
サン・ペドロとサン・パブロの寺院の宝物
この寺院内には、バロック様式のオルガンやラテン語のミサ書、金銀糸で刺繍された司祭服など、計り知れない価値を持つ遺物が多数展示されています。まさに巨大な宝箱に足を踏み入れたかのようです。
自然と風景
テポスコルラは街全体が紫色に染まります。豊富に自生するランの花が街中に咲き乱れ、温かい土壌と遠くから聞こえるミシテカのジャラベ(jarabe)に呼応しているかのようです。
アクセス情報
オアハカ市からは車で約1時間50分、プエブラ州テウアカンからは約2時間20分で到着します。

