メキシコ・ザカテカス州の魔法の町 ピノス
概要
新スペインの美しい庭園や建物、牧場、煙突(チャカコ)に囲まれ、植民地時代の鉱山遺産を今に伝える「マジカル・タウン・オブ・パインス(Pueblo Mágico de Pinos)」は、ザカテカス州エル・グラン・トゥナルの砂漠地帯に隠れています。かつては松林をエネルギー源として金銀の精錬に利用していました。
場所と歴史的背景
地図上ではサン・ルイス・ポトシから約1時間15分、ザカテカスから約1時間45分の位置にあり、全長2,600km(約1,600マイル)の「カミーノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ」商路の重要な拠点でした。この街は「センロ(中心部)」「ラ・クアドリラ」「トラシュカラ」の3つの地区に分かれています。
歴史的建造物
街路を彩る歴史的建築として、サン・マティアス教区教会(La Parroquia de San Matías)やサン・フランシスコ、トラシュカリタ教会があります。特にトラシュカリタのチュリゲレスク様式の祭壇は見逃せません。
博物館
地域と聖なる芸術を展示する「地域・聖美術館(Museo Regional y de Arte Sacro)」では、ピノスの歴史と文化遺産を深く学ぶことができます。
灯籠祭り(フェスタ・デ・ロス・ファローレス)
毎年12月8日、無原罪の聖母を祝う灯籠祭りが開催されます。1601年から続くこの祭りでは、トラシュカラ地区とメインストリートがカラフルな灯籠で彩られ、町全体が幻想的な光に包まれます。
グルメ
ピノスではメスカル醸造の伝統が今も息づいており、メスカルとツナチーズの組み合わせはぜひ味わってください。おすすめ料理はコンドチェス、オーブンで焼く「ゴルダス・アル・オルノ」、ピノレで煮込んだウサギの「コネホ・エン・ピノレ」などです。

