ルイジアナ出身アーティスト、フランク・トンプソンが溶融ガラス壁アートを制作
フランク・トンプソンの歩み
ルイジアナ州南西部出身のフランク・トンプソンは、鮮やかなカラーボードガラスを用いた魅惑的な作品を緻密に制作しています。元は建設業者として働き、1982年にステンドグラス制作へ転身。教会の窓や大胆なカラークロスで高い評価を得ましたが、2009年に新たな技法へ挑戦しました。
溶融ガラス壁アートの誕生
クライアントから「窓がなくて光が入らない」という声を受け、トンプソンは「溶融ガラス壁アート(Fused Glass Wall Art)」という独自の手法を開発しました。磨き上げたアルミニウム背板から2インチ離してガラスを取り付け、光を透過させることで壁全体に輝きを生み出します。

「混合メディア作品です。アルミ背板はガラスのデザインに合わせて磨き上げ、一体化させることで作品のダイナミズムとエネルギーが増幅されます。」とトンプソンは語ります。

作品の特徴と制作過程
一般的な溶融ガラスは器や皿など実用品が主流ですが、トンプソンは壁アートという未踏の領域に挑みました。「前例がなかったので自分のビジョンを形にするために独自に開発した」と語ります。自然をモチーフに、青や緑、鮮やかな色彩で熱帯の島の静けさを表現。光の入射角や角度により色が変化する二色性ガラスを使用し、住空間や商業空間にポジティブなエネルギーと落ち着きをもたらします。各デザインには番号と認定証が付与され、カスタムオーダーも受け付けています。
代表作の三連パネル「Boundary Between Earth and Sky」は、人生の流れと混沌、そしてその中に潜む美しさを描いています。

制作は構想から始まり、スケッチ、テンプレート作成、ガラスのカット、透明ガラス上へのレイヤー構築、そして約40時間の焼成という工程を経ます。

受賞歴と展示活動
アトランタやオースティンの南部アートフェスティバルに出展し、ヒューストンのベイオウシティ・アート・フェスティバル(10月)など審査付きイベントでも活躍。2015年のニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバルでBest of Showを受賞し、スウィフトルイジアナの住宅建設協会の展示会でも評価を得ました。
「好きなことをやりながら家族を支えられるのは本当に素晴らしい」と熱意を語ります。
ロサンゼルスのLa Truffe Savageレストラン(W. Bayou Pines Drive)にも作品が2点展示されています。詳しくはwww.frankthompson.comをご覧ください。




