パンテレリア島:イタリアの隠れたアンチ・カプリ
遠く離れたイタリアの島は、セレブ向けの魅力はあるものの、実はカプリとは正反対の雰囲気です。
概要
シチリアとチュニジアの間に位置する黒い岩とケッパーベリーが点在する島、パンテレリア。ここに行く理由は、死体を捨てるか、日常から逃げるかのどちらかです。1週間滞在しながら、何が起きているのか(むしろ何が起きていないのか)を考えていました。
滞在先とおすすめホテル
私は海辺にある Mursia Hotel に宿泊しました。料金は手頃で清潔、部屋はシンプルながら水辺の景色が楽しめます。レストランは普通の料理ですが、バーテンダーが作るアペロール・スプリッツは疲れた心を和らげてくれます。海の入り江や岩場がすぐ近くにある点が最大の魅力です。
島の魅力とアクティビティ
ファッション写真家ファブリツィオ・フェリの所有地 Monastero は、島で最も人気のリゾートレンタルです。孤独感が漂う中で、誰もが羨むようなプライベート空間が広がります。
ビーチは白い砂ではなく、黒い火山岩が広がり、まるでカリーネ・ロイフェルトの黒いアイシャドウのようです。潮が穏やかな日には、アフリカ大陸まで泳げそうな錯覚に陥りますが、実際は岩の間にタバコの吸い殻や瓶が散乱しています。
島内には "Pizzeria Cafe" と呼ばれる変わったカフェや、自然のサウナがある温泉洞窟があります。ハイキングが好きなら、野生のサボテンや荒れ果てた石造りの小屋が点在する道を歩くのも楽しいでしょう。
グルメ体験
パンテレリアの料理はシンプルで軽やかです。地元で育てたナス、ケッパー、乾燥トマト、チーズ、シーフードのクスクスなどが中心。デザートはシチリア風のリコッタクッキーやミニカノーリです。特筆すべきは甘く琥珀色の甘口ワイン パッセート。夕暮れに飲むと、まるでウエルテルのオリジナルキャンディーを舐めているような甘さです。
昼食は La Nicchia で。ペストパスタと新鮮なカジキの刺身を楽しみながら、友人と軽口を叩き合うのも旅の醍醐味です。
旅行計画
アクセス
ローマ、ミラノ、トラパーニ、パレルモからの国内線が最も便利です。ハイシーズンは毎日運航し、オフシーズンは便数が減ります。トラパーニからは夜行フェリーで約7時間です。
ベストシーズン
夏は北アフリカ並みの暑さで、冬は過ごしやすいもののアクティビティが限られます。訪問に最適なのは5〜6月、または9〜10月です。
宿泊のコツ
ホテルよりも島独自の10世紀築の dammuso(ダムス)に宿泊するのがおすすめです。SoloPantelleria が取り扱う物件が充実しています。
必携アイテム
- スクーターのレンタルは必須。
- イタリア語の会話集を持参。観光客向けのインフラはまだ整っていません。
- 水分補給はワインでもOKですが、常に水を持ち歩きましょう。
- La Nicchia でオリーブオイルとケッパーをお土産に。
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