旅行ブログのスポンサーシップを獲得するための観光局への連絡方法
観光局への連絡や旅行ブログのスポンサーシップ取得方法を知りたいですか?旅行スポンサー提案書のテンプレートを探しているなら、この記事をご覧ください。
最近、ブロガーだけでなく一般の方からも、観光局にコンタクトを取る方法や旅行ブログのスポンサーシップを見つけるコツについて質問を受けます。
その前に、まず押さえておくべきポイントをいくつか紹介します。
- 観光局は特定の都市や国の観光振興を担当する政府機関です。たとえば、スイスには全国的な「Switzerland Tourism Board」がある一方で、チューリッヒ市には「Zurich Tourism Board」もあります。
- 観光局は旅行ブロガーやインフルエンサーを雇い、地域の魅力を発信させます。
- 旅行ブロガーにとって観光局との協業は、スポーツ選手がナショナルチームに選ばれるような大きな実績です。協業実績が増えるほど、ブロガーとしての評価も上がります。
- 観光局が主催するメディアツアーは「FAM trip(Familiarisation trip)」と呼ばれます。
※まだブログを始めていない方は、インドで旅行ブログを始める方法という詳しいガイドも参考にしてください。
観光局と仕事をするには
ブログを始めたばかりで、プロフィールが観光局のスポンサーに相応しいか不安な方も多いでしょう。実は「魔法の数字」はありません。正しい提案を、適切な観光局に、適切なタイミングで送れさえすれば問題ありません。
自分がスポンサーに対してどれだけ価値を提供できるか、正直に評価してみましょう。フォロワー数だけでなく、Facebook・Instagram のエンゲージメントやブログへのコメント数など、実際の反応が重要です。
観光局やスポンサーにコンタクトするときは、規模に関わらず「エンゲージできるオーディエンスがいる」ことを示すことが鍵です。

観光局へのコンタクト手順
スポンサー獲得の確率を高めるために、私が実践しているベストプラクティスをご紹介します。
1. メディアキットを作成する
履歴書が応募者の強みを一目で伝えるように、メディアキットは観光局にブロガーの全体像を示します。ブログはもちろん、YouTube や Instagram の概要、過去の実績、読者層、統計データなどを盛り込みましょう。
メディアキットを添付すれば、返信率が格段に上がります。たとえ現在 FAM trip が開催されていなくても、将来の案件に備えて保存してもらえる可能性があります。参考: メディアキットの作り方
メール本文は簡潔に、詳細はメディアキットに任せる形がベストです。
2. 正しい担当者のメールアドレスを探す
多くの先進国や主要都市(例: パリ、アムステルダム、ゴア)では、観光局専用のウェブサイトがあり、広報担当者の連絡先が掲載されています。日本やオーストラリア、米国なども同様です。
しかし、インドやフィリピン、カンボジアなどの新興市場では情報が散在しがちです。インドの場合、国全体の観光局サイトはなく、州ごとにしか存在しません。ラジャスタン、グジャラート、ゴア、カルナータカ、ケララ、マディヤ・プラデーシュなどが例です。
連絡先が見つからないときの対処法:
- 観光局の公式TwitterやFacebookにメッセージを送り、担当者のメールアドレスを問い合わせる。
- 同業ブロガーにネットワークを通じて情報を共有してもらう。
3. PRエージェンシーにコンタクトする
観光局が独自サイトを持たない場合、PRエージェンシーが広報業務を代行していることが多いです。インドの州観光局でも、外部のPR会社が窓口になるケースがあります。まずは自国の観光PR会社をリサーチし、冷たいメールで自己紹介とメディアキットを送ってみましょう。
4. 効果的なメールを作成する
メディアキットと担当者アドレスが揃ったら、次はメール本文です。ポイントは以下の通り。
- 簡潔な自己紹介:自分とブログを一段落でまとめ、主要な数字はメディアキットに任せる。
- 要望を明確に:FAM trip の全体スケジュールや航空券の提供を希望するのか、宿泊・現地ツアーなどの部分的サポートを求めるのかをはっきり伝える。
- 提供できる価値を示す:投稿数、SNS のリーチ予測、ハッシュタグキャンペーンの実施可否など、具体的なアウトプットを提示する。

旅行ブログのスポンサーシップを見つけるコツ:まとめ
観光局は常に新しい旅行ブロガーを探しています。ブログの規模が小さくても、熱意と具体的な提案があればチャンスはあります。
私がブログを始めた頃は、他のブロガーが観光局と提携した投稿を見るたびに「数千のフォロワーと数年は必要だ」と思っていましたが、実際には数か月で最初の FAM trip を獲得したケースもあります。
確かに一定のフォロワー基盤やエンゲージメントは重要ですが、初心者でも「まずは何でも受け入れる」姿勢でアプローチすれば、経験を積むにつれてより有利な条件で協業できるようになります。最初は特典が少なくても、継続的に実績を重ねることで、やがては報酬付きの案件も獲得できるでしょう。




