旅行シーズンのピーク時に予算を上手に組むコツ
先月、ソロバイクでスピティ渓谷から帰る途中、ヒマーチャル・プラデーシュ州マナリ近郊のヴァシシュトという町で数泊することにしました。いつも利用しているゲストハウスに行くと、静かな雰囲気と山々を見下ろす高台のロケーションが好きでした。しかし、部屋代を尋ねたところ、思わず唖然としました。
「えっ、たった1室だけですか?」と無邪気に聞くと、管理人は同じ金額を何度も繰り返しました。
「1泊あたり1,200ルピーです、先生」
3か月前に同じ部屋を約400ルピーで借りたのに、今は1,200ルピーに跳ね上がっていました。
そのとき、デリーから来たと思われるティーンエイジャーのグループを見かけ、ここが観光客の最盛期であることに気付きました。6月はピークシーズン。料金が上がるのは当然です。

観光シーズンの最盛期は、旅行業者にとって利益が最大になる黄金期間です。そのため、選択肢が限られた旅行者は高額な料金を払わざるを得ません。そこで、ピークシーズンでも賢く予算を管理し、出費を抑える方法をご紹介します。
ピークシーズンでの予算旅行のポイント
私はできるだけオフシーズンに旅行する派ですが、どうしても観光客が多い時期に訪れることがあります。そんなときに活用できるテクニックをまとめました。
旅行仲間を見つける

仲間と一緒に旅行すれば、宿泊費やタクシー代をシェアでき、食費以外の出費を半分に抑えることができます。高額になりがちな場所へ行くときは、なるべく一人で行かず、相棒を探すようにしましょう。
ホステルやドミトリーを利用する
宿泊費は旅行予算の大部分を占めます。ピークシーズンになると個室は手が届かなくなるので、ホステルやドミトリーを検討してください。アジア各地では1泊500ルピー以下でベッドが確保できます。ヨーロッパでもフランスなどは1,000ルピー前後で利用可能です。1部屋に4〜10名が入るタイプが一般的です。
安いだけでなく、ホステルは社交的な雰囲気が魅力です。ソロトラベラーが長期間旅を続けられるのは、こうした場所で毎日新しい仲間と出会えるからです。ピークシーズンの予算旅行には最適の選択肢です。
ボランティアを活用する

ボランティアは新しいスキルを学ぶ手段としてだけでなく、旅行費を抑える有効な方法でもあります。英語教師や農場作業などのボランティアは、食事と宿泊が無料になることが多いです。世界中でボランティア旅行をしている人々のコミュニティもありますので、まずはWorkawayなどのサイトで自分に合った案件を探してみましょう。
オーストラリアでのボランティア体験記事はこちら
現地の人と交流する

現地の人は、観光客が混み合うエリアや高額になるスポットを回避するための貴重な情報源です。街に着いたら、レストランのスタッフやタクシー運転手におすすめの場所を聞いてみましょう。彼らはその土地の百科事典のような存在です。
バーやカフェで地元の人と友達になると、旅行のヒントだけでなく、予算を抑えるアイデアも自然に得られます。
ホームステイを選ぶ

ホームステイは、ホストと旅行者の信頼関係を基盤にした宿泊形態です。ゲストハウスと比べて、ピークシーズンに料金が跳ね上がりにくい傾向があります。宿泊費はやや高めでも、食事が含まれていることが多く、現地の生活を体験できるのでコストパフォーマンスは高いです。




