誰もが語るべき目的地
3年前、Travelzooのスタッフがまだあまり知られていなかったアゾレス諸島は、隠れた宝石のような存在でした。現在では、手付かずの自然、温かい現地の人々、息を呑むような景観で、トップ旅行先のひとつとなっています。2017年にはTravel + Leisure、Huffington Post、Fodor’s、Condé Nast Travelerに「必訪」リストに選ばれ、本物の旅行体験の象徴とされています。
大西洋の真ん中に位置するこのポルトガル領の群島は、火山島9島から成り、ハワイに似ていますが、ビーチも人混みも少なく、各島ごとに独自の文化、料理、伝統、風景が楽しめます。
サンミゲル島(緑の島)

緑豊かな丘陵と草原が広がるサンミゲル島は、アゾレス諸島最大かつ最も人気の島です。セテ・シダーデスのクレーター湖やラゴア・ド・フォゴなどが有名です。首都ポンタ・デルガダは石畳の街並みとカフェが立ち並び、食文化も活気にあふれます。地熱を利用した温泉は海岸でも内陸でも一年中楽しめます。
ピコ島(灰の島)

黒い火山土壌が育むブドウ畑はユネスコの保護対象で、ピコ山(標高約2,351メートル)の麓で卓越した赤白ワインが生産されます。世界最長級の溶岩トンネルや、人工照明の届かない純粋な鍾乳石を見ることができます。
テレシラ島(紫の島)

パッチワークのような畑と牛が点在する風景はアイルランドを思わせます。ユネスコ世界遺産のアンゴラ・ド・ヘロイシモは、紫がかったファサードのルネサンス建築が並び、石畳の街路が魅力です。アルガル・ド・カルヴァン火山の内部には巨大な鍾乳石が広がる「煙突」のような洞窟があります。
ファイアル島(青の島)

夏になると青いアジサイが島全体を彩ります。歴史ある大西洋の港町ホルタは、世界中のセーラーが集まり、国際色豊かなレストランが立ち並び、ベイ越しにピコ山の絶景が望めます。
サン・ジョルジェ島(茶の島)

急峻な山々が峡谷や崖、湖、火山形成のファジャ(平坦地)へと続きます。茶色の肥沃な土壌はハイキング、キャニオニング、マウンテンバイク、カヌー、洞窟探検など冒険好きに最適です。
フローレス島(ピンクの島)

「花の島」フローレスは、ゴールドロッドやピンク・ブルーのアジサイが咲き乱れ、ユネスコの生物圏保護区に指定されています。多雨によりラグーンやクレーター湖、滝が豊富で、自然愛好家に人気です。
サンタマリア島(黄の島)

群島で最も古い「母島」と呼ばれるサンタマリアは、黄色い砂浜と温かな海、比較的平坦な地形が特徴です。石灰で白く塗られた村と緑豊かな森林は、ポルトガル南部のアルガルヴへと通じます。
グラシオサ島(白の島)

「魅惑」の意味を持つグラシオサは、白い断崖と赤い塔の風車、希少なアゾレスのドワーフロバが生息します。深い海からはクジラやイルカの観察に最適です。
コルヴォ島(黒の島)

人口468人のヨーロッパ最小のコミュニティが暮らすコルヴォは、黒い玄武岩の壁と中世ポルトガル語方言が残ります。バードウォッチャーは希少な渡り鳥を観察でき、ダイバーは天井に光が差す溶岩洞窟を探検します。




