旅行プロが語る、恥ずかしい初心者ミス集
Travelzoo の Deal Experts は、世界各地を何度も旅し、会員のために貴重な旅行術を蓄積してきました。しかし、どんなプロでも最初のフライトは初心者。予約ミスや文化的失礼、言語の行き違いなど、苦い経験から学んだ教訓がたくさんあります。
そこで、ベテラン旅行者たちの率直なエピソードを集めました。失敗は思い出深い学びとなり、旅を台無しにするどころか、むしろ彩りを加えてくれます。
ギリシャ語が全くわからない
ナディーン・ホワイト(米国・アトランタ)/ the sophisticated life のライター
初めてのアテネ旅行で、ホテル近くで道に迷いました。住所が書かれた名刺はギリシャ語だけ。20〜30分歩いたものの、街路標識が読めず、タクシー運転手にも無視されてしまいました。そこへ英語が話せる警官が助けてくれ、実はたった一ブロック先だったことが判明。結局、ぐるぐる回っていたのです。
意図しない脅し
ジェームズ・カイザー(米国・オースティン)/ 『Costa Rica: The Complete Guide』著者
コスタリカに移住した初期、現地のバーテンダーとスペイン語で会話練習をしていました。『Quiero pagarte(支払いたい)』と言いたかったのが、誤って『Quiero pegarte(打ちたい)』と言ってしまい、バーテンダーは一瞬怒り顔に。後から自分のミスに気付いたのは、彼の表情が変わったときでした。
「何を演奏するの?」と聞かれた
マット・ウォーカー(米国・ナッシュビル)/ www.LittleRoadsEurope.com のライター
妻のゼネバと二人はクラシック音楽家。イタリア滞在中、現地の人に「Che lavoro fai?(仕事は何ですか?)」と聞かれ、私は「Io gioco cello in una orchestra sinfonica(交響楽団でチェロを演奏しています)」と答えました。
しかし、宿の夫婦経営のインは「giocare」はゲームのように「遊ぶ」意味で、楽器を演奏する「play」ではないと指摘。「cello」が「ucello」(小鳥)や俗語で「睾丸」の音に聞こえ、結果的に「I play with my…」という意味になってしまったのです。
列車でのトラブル
ケルシー・レックスロート(米国・ニューヨーク)/ Travelzoo 編集者
ヨーロッパをバックパックで旅しているとき、ローマ発ナポリ行きの列車に乗車しましたが、切符に時刻スタンプを押すことを忘れていました。車掌は切符を無効とみなして、私たちをナポリから1時間離れた場所で降ろしました。
幸い、近くにいたスペイン人乗客も同じ問題に直面しており、車掌と激しく言い争う姿を目撃。結局、車掌は苛立ちつつ切符にスタンプを押し、私たちを放しました。
不気味な音の正体
ジェマ・パトリソン(ノマド・ライター)/ halftheclothes.com
フィリピンの島のゲストハウスで夕暮れを過ごしていたら、午後9時頃から数分おきに大きなドンドンという音が数時間続きました。何が落ちたのか、危険なのかとパートナーが調査に向かいましたが、音は上の部屋から来ているようです。
翌朝の朝食時、オーナーが「マンゴーの音が気にならなかった?」と尋ねました。実は、木から落ちたマンゴーが石や金属の屋根に当たる音が、まるで何かが叩きつけるように聞こえていたのです。
空港での準備不足
トラビス・レビウス(英国・ロンドン)/ MisterLevius.com のジャーナリスト兼ブロガー
オーストラリアへの入国はイギリスやカナダ同様ビザが不要だと勘違いしていました。アトランタからシドニー行きのチェックイン時に、係員からビザの提示を求められ、慌てて Wi‑Fi でオンライン申請(20オーストラリアドル)を行い、即座に承認を得ました。旅の教訓:国際旅行前に必ずビザ要件を確認しましょう。
思っていたほど華やかではなかった
ロビン・ハットソン(英国・ロンドン)/ Luxe Recess(子連れでも高級ホテルを楽しむ)編集長
パリのリッツで子供なしの贅沢な滞在を計画。ヒールの靴をたくさん持ってきましたが、到着翌日には足に水ぶくれができ、Le Bon Marché でスーパガのスニーカーを購入。以後、ヒールはやめました。
観光税の支払い
ピーター・ロンバード(米国・メイン州)/ Insouciance Abroad 創設者
インドでオートリキシャは安いと思い、20分の乗車で6ドルと交渉に成功。ところがホテル側はそれが相場の3倍だと指摘。現地の人に相場を聞くと、適正価格が見えてきました。
ここからは上向き
ローレン・ジュリフ(英国・ロンドン)/ Never Ending Footsteps のライター/ 『How Not to Travel the World』著者
世界一周の旅は、目覚ましに遅刻しフライトに乗り遅れそうになるところから始まりました。ドブロヴニクでは日焼け止めも水もなく、日焼け・脱水・熱射病に苦しみ、バックパックを抱えて寝ました。しかし、旅は常にリセットできるチャンス。失敗は成長の糧です。




