バイエルンが思い込んでいる以上にテキサスに似ている理由
テキサスで大学生活を送っていた頃、州への誇りが凄まじいことに驚きました。生まれも育ちもテキサスでない人は「アメリカ最高の州」にふさわしくないと軽く見られ、タトゥーでテキサスを示す人さえいました。その後さまざまな場所に住んだり訪れたりしましたが、テキサスの「Don't mess with Texas」的な忠誠心に匹敵する地域への誇りを見つけるとは、バイエルンを訪れるまで思いもしませんでした。
テキサスが本土米国で最も広い州であるように、バイエルンはドイツで最大の州で、ミュンヘンを中心とした南東部に広がります。テキサス同様、かつては独立した国であり、何世紀にもわたる歴史を持っています。
ビール庭園やレーダーホーゼンなど、バイエルンの伝統はドイツ文化全体と勘違いされがちです。地元の人はすぐにそれを正します。ドイツ語が話せないと謝ると「私たちも話さないんだ」と返され、実際は上部ドイツ語の方言で会話しています。
ミュンヘンからドイツ・オーストリア国境沿い、ロマンティック街道を巡るロードトリップを終え、私はバイエルン人の地域誇りがテキサス人をも凌駕すると確信しました。その誇りの源は次の通りです。
食べ物

バイエルン料理はシュニッツェル、ソーセージ、シュヴァインシャクセ(ローストポークのすね肉)といった肉とジャガイモ中心のボリューム満点の料理が特徴です。ブロートツァイト(パンタイム)と呼ばれる、スライスしたパンにハムやチーズを乗せた軽食はビアガーデンで欠かせません。ビールはパンやバターと同じくらい日常に根付いた存在です。
甘いものも充実しています。アップルストゥルーデル、バイエルン・クリーム、そしてロートンブルク・オブ・デア・タウバーの名物である揚げドーナツ<シュネーベーレン>などが楽しめます。
歴史

バイエルンの歴史は6世紀にさかのぼります。大宮殿や中世の城壁都市は、かつての公爵や王族の栄華を今に伝えています。
暗い歴史もあります。ヒトラーの別荘や鷲の巣はオーバーザルツベルクに位置し、第二次大戦の空襲で多くの街が破壊されました。復興したウュルツブルクのレジデンツは、2500万ドルで丹念に再建された例です。
ロマンス

フュッセンからウュルツブルクまで続くロマンティック街道は、石畳の通りや半木造の家々が並ぶ町々(例:ディンケルスビュール)で観光客を魅了します。12月になるとクリスマスマーケットが童話のような雰囲気を演出します。
壮大さを求めるなら、ルートヴィヒ2世が建てたノイシュヴァンシュタイン城や、ロココ様式のリンダーホフ宮殿を訪れましょう。シンデレラの城としても有名です。
アルプスの壮麗

バイエルンアルプスは南部に広がり、雪を頂く山々や深い森、谷間の村々が点在します。スキーやハイキングに最適で、パートナッハ渓谷などのトレイルも人気です。
湖コーニヒス湖を船で渡り、1134年創建の聖バルテロミュ教会を訪れました。そこで目にした伝統的なバイエルン式結婚式は、テキサスに匹敵するほどの誇りを感じさせました。




