8月に訪れたい野生動物と自然の絶景スポット
8月は、ケニア・マサイマラの壮大なヌーの大移動、トンガでのハンプバックホエールとの共泳、アイスランドの広大な溶岩原、マダガスカルの驚異的な生物多様性など、野生生物と自然が織りなす最高のシーズンです。ここでは、自然の雄大さを体感できる4つのおすすめ旅行先をご紹介します。

ケニア・マサイマラで偉大なるヌーの大移動を見る
数十万頭のヌーがマラ川に集結し、狭い渡河地点で一斉に水に飛び込む様子は圧巻です。約150万頭のブルーヌーに加え、シマウマやトムソンガゼルも同行し、肉食獣が追いかける様子が見られます。マサイマラ国立保護区では、8月が移動のピークとなり、最も迫力ある渡河シーンが期待できます。
- 旅行計画:ナイロビから保護区内の空港へフライト、または車で移動。マラ川・タレック川付近の西部・北西部にあるロッジやキャンプがベストです。
- ポイント:マラの北・東にある私営保全区は、混雑が少なくよりプライベートな体験が可能です。代替として、タンザニア北部のグルメティ川付近のセレンゲティ(通常6月)も検討してください。
- 他の時期:4〜6月:北西部での移動、7〜9月:マサイマラ、10月:草原での放牧、11〜3月:南部セレンゲティでの放牧・出産。

トンガでハンプバックホエールと泳ぐ
トンガはサーフィン、マリンスポーツ、島巡りのメッカですが、8月はハンプバックホエールが南極から渡ってきて子育てを行うシーズン(7〜9月)です。世界でも数少ない、倫理的に安全なクジラとのスイミング体験ができます。
マンタやイルカ、ウミガメ、カラフルな熱帯魚が群れを成し、シュノーケリングやダイビングにも最適です。カヤックで環礁を巡り、ムアの古代遺跡や王墓を訪れ、フレンドリーな現地民と交流しましょう。
- 旅行計画:オークランド、フィジー、シドニーなどからヌクアロファ国際空港へ直行便が多数あります。
- ポイント:母クジラや子クジラへの影響を避けるため、信頼できるツアー会社を選びましょう。
- 他の時期:4〜11月は乾季、12〜3月は最も雨が多いです。

マダガスカルのユニークな野生動物を涼しく乾いた8月に探検
「大赤の島」と呼ばれるマダガスカルは、キツネザル、シファカ、カラフルな鳥類、アイアイ、カメレオン、フォッサ、長い首のコガネムシなど、固有種の宝庫です。8月の涼しく乾燥した気候は、スパイニー・フォレストやツィンギ岩、手つかずのビーチを巡るのに最適です。
また、サント・マリー島近海ではハンプバックホエールが観察でき、時期によっては先祖崇拝の儀式「ファマディーハナ」も目にすることができます。
- 旅行計画:広大な国内移動は2週間以上とし、国内線や四輪駆動車が必須です。アンタナナリボ(タナ)から、アンダシベ・マンタディア国立公園、ベレティ保護区、イファティビーチ、イサロ国立公園、ラノマファナ熱帯雨林を巡る定番ルートが人気です。
- ポイント:高地は夜間に冷え込むため防寒対策を。8月はハイシーズンのため宿泊は早めに予約しましょう。
- 他の時期:4〜10月は涼しく乾燥、11〜3月は雨季です。

アイスランドの荒々しい内陸ハイランドを探検
かつてNASAが月面訓練に使用したアイスランドの内陸は、溶岩原、クレーター、荒涼とした岩景色が広がる火山の大地です。ほとんどの季節は通行が困難ですが、8月は高地道路が開通し、唯一アクセスできるチャンスです。
スーパージープや4WDで歴史的なルート・キョール(橋や夏季バスあり)を走り、アスクヤ・カルデラのビティ湖のエメラルド色温泉、デザートの女王と呼ばれるヘルドブレイド、氷河洞窟のクヴェルクフヨルなどを訪れます。遠征好きのハイカーにとって、孤独と壮大さが同居する究極の体験です。
- 旅行計画:レイキャビクへ到着後、頑丈な4WDをレンタルし、食料・水・燃料を十分に備えて出発。キョールが最も走りやすいルートです。
- ポイント:夏季の山小屋は早めに満室になるため、予約は必須です。
- 他の時期:7〜8月が本格的なアクセス時期、5〜6月・9月は沿岸部が比較的穏やか、10〜4月は寒冷でオーロラ観測が主な魅力です。
さらに8月の旅行アイデアを探すなら、リラックスできるベストスポットをご覧ください。
この記事は2017年6月に初掲載、2019年6月に更新されました。




