ネパールで野生動物を観察する方法
はじめに
ルドヤード・キップリングの冒険小説を思い起こさせるように、ネパール南部テライ平原の豊かなジャングルは、アジア屈指の野生動物観察スポットです。ベンガルトラ、象、サル、インドサイ、ナマケモノクマ、シカ、ワニ、ヒョウ、ガンジスイルカ、そして約867種の鳥類が生息しています。
主な保護区
チトワン国立公園
ユネスコ世界遺産にも登録されているチトワン国立公園は、カトマンズからのアクセスが良く、ネパールで最も訪問者が多い保護区です。生物多様性が非常に高く、象のサファリや川下り、ガイド付きのジャングルトレッキング、ジープツアーなど多彩な体験が楽しめます。
バルディア国立公園
人里離れた自然を求めるならバルディア国立公園が最適です。カールナリ川沿いで野生の象が頻繁に見られ、静寂なジャングルの中での散策は格別です。
ネパール版ビッグファイブ
アフリカのビッグファイブに相当するネパールの象徴的な五種は、ベンガルトラ、象、インドサイ、ヒョウ、野生水牛です。
- ベンガルトラ:濃い橙色の草むらに紛れ、姿を見つけるのは至難の業です。
- ヒョウ:木の高い枝に潜む姿がよく見られます。樹冠を注意深く観察しましょう。
- インドサイ:厚い皮膚と大きな角が特徴で、象の背に乗ってサファリすると安全に観察できます。徒歩で近づく際は、経験豊富なガイドが必要です。
- 象:バルディアでは川辺で野生の象が、チトワンでは飼育された象が入浴する様子を間近で見ることができます。
- 野生水牛(アナ):コシ・タプ野生保護区の東部湿地で夕暮れに草を食む姿が観察できます。
高山帯の野生動物
テライの低地だけでなく、ヒマラヤ山脈にも魅力的な種が生息しています。雪豹は白い斑点のある美しい毛皮で知られ、エリアは非常に限られています。東部の山麓ではレッサーパンダが、標高の高い場所ではヒマラヤタール、ブルーシープ(バラル)、ヤクが見られます。




