アブダビの芸術スポット:首都で文化が根付く場所
近代的なラグジュアリーで知られるアブダビは、象徴的なルーヴル・アブダビを中心に、活気ある芸術・文化拠点が育まれています。アート愛好家必見の注目スポットをご紹介します。

国際アートの最前線:ルーヴル・アブダビ
10年の期待を経て2017年11月にオープンしたルーヴル・アブダビは、世界的に高い評価を受けています。12のギャラリーと55棟にわたる展示スペースでは、さまざまな時代の名作がシームレスに展示され、人類共通の歴史が語られます。
フランスの美術館(オルセー美術館、ポンピドゥー・センター、ルーヴル本館)からの貸出作品と地元の遺物が融合し、エジプトの古代遺物とギリシャの宝物、ゴシック聖書と青いコーラン、ヴァン・ゴッホとゴーギャン、マグリットやモンドリアンといった近代・現代作品が時間軸で織りなす「世界初のユニバーサル美術館」として話題です。

建築はプラツィツカー賞受賞のジャン・ヌーベルが手掛け、幾何学的ドームが光の雨を降らせ、訪れる人々に静寂と感動を提供します。建築ツアーや名作ガイドツアー、子ども向けミュージアムやワークショップなど、自由に楽しめるプログラムが充実しています。

インタラクティブなイベントとワークショップ:マナラット・アル・サーディヤット
アブダビ芸術界の拠点として2017年11月にリニューアルオープンしたマナラット・アル・サーディヤットは、アート・フォトスタジオやクリエイティブスペースを備え、プロのアーティストと共に制作体験ができます。ワークショップ、パフォーマンス、映画上映、音楽イベントなど多彩なプログラムが開催され、毎年開催されるアブダビ・アート・フェアもここで開催されます。入場料は手頃で、常設展示は無料です。

UAEテーマのアート:ウェアハウス421
2015年から運営されているウェアハウス421は、歴史的なミナ港倉庫を改装したギャラリースペースで、エミラティアーティストやUAEに関する作品に焦点を当てています。四半期ごとの展示では、新進アーティストや地域のアラビア語ポスター、20世紀エミラティ家族の暮らしを紹介しています。

新しいアーティスト発掘に最適:エティハド・モダン・アート・ギャラリー
小規模ながら独立性の高いこのギャラリーは、中東・地域の才能と国際的なアーティストを月替わりで無料展示しています。隣接するアートハウス・カフェはリサイクル素材で装飾されたユニークな空間で、展示鑑賞後のコーヒータイムに最適です。

アンティーク好きにおすすめ:エティハド・アンティーク・ギャラリー
モダン・アート・ギャラリーのすぐ隣に位置し、コインや刀、ムガル様式の扉、奇抜なコレクションなど、世界中の遺物が揃う宝庫です。コレクターはもちろん、好奇心旺盛な訪問者にも楽しめます。
ユニークな体験:ジュリア・イビーニ
アーティストのジュリア・イビーニは、レーザー加工と紙細工を組み合わせ、アラビア風の装飾ドアやアーチを繊細に切り抜きます。鮮やかで層状の作品は一つひとつが唯一無二の土産に最適です。スタジオ見学の予約も受付中です。

伝統工芸の拠点:ウィメンズ・ハンディクラフト・センター
石油以前の展示(入場料5ディルハム)に加え、地元女性が手掛けるパーム織り、ユネスコ登録のサドゥ織物、シルバー糸のタリ、伝統的な玩具やドレスなどを実際に見ることができます。購入も可能で、訪問時は靴を脱ぎ、撮影許可を得るマナーを守りましょう。
オールラウンドな芸術体験:NYUアブダビ・アートギャラリー&アーツセンター
NYUアブダビキャンパス内にあるこの広大なギャラリーは、年2回の入れ替え展示で、モハメド・カゼムやヨーコ・オノなど国内外のアーティストを紹介しています。パフォーミングアーツセンターでは学生作品の演劇やライブ音楽(例:クロノス・カルテット)、「Rooftop Rhythms」オープンマイクなど多彩なイベントが開催されています。
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