アイルランドで王族のように過ごす、最高級ホテル2選
アイルランドの海岸に面した2つの5つ星ホテルが、貴族級のもてなしを提供します。
IRELAND — 現代のアイルランドには貴族称号はありませんが、エメラルド・アイランドで王族のように暮らすことは可能です。城や大邸宅といった歴史的建造物が各地に残っており、その多くは宿泊施設として利用できます。ダブリンのメリオン・ホテルと、マヨー県のアッシュフォード・キャッスルは、まさに高級ホスピタリティの象徴です。前者は都市型、後者は田舎型のリトリートとしてそれぞれの魅力を持ちます。
ダブリン:芸術が息づくメリーオン・ホテル
メリーオンは、ダブリン中心部のメリーオン・スクエアに位置する、復元されたジョージアン様式のタウンハウス群です。18世紀建築が最も保存状態の良い地区のひとつで、1990年代に建て直されたものの、まるで時代を遡ったかのような雰囲気が漂います。外観にはトレンチコートとシルクハットを身に着けたポーターが待ち構え、まさに貴族の邸宅に足を踏み入れたかのようです。内部は、壮麗なロビー階段や暖炉付きのドローイングルーム、手入れの行き届いた中庭、そして19〜20世紀の美術品コレクションが並ぶギャラリーが見事に調和しています。
午後のティーだけでも、ロックスターや要人が訪れる理由が分かります。部屋は広々としながらも個別にデザインされ、アイルランドの芸術が随所に取り入れられています。スタッフは丁寧で、食事も抜群です。カジュアルなセルラーバーのハンバーガーや、新設されたガーデンルームでのブランチ、ノー.23カクテルバーでのウイスキーなど、選択肢は豊富。さらに、アイルランド唯一のミシュラン二つ星レストラン、レストラン・パトリック・ギルボーが提供するテイスティングメニューも必見です。
チェックイン後のおすすめアクティビティ
- ウェリントン公爵に乾杯:ナポレオンを倒した人物がかつて住んでいた23番地。現在は同名のカクテルバーと地下セルラーバーがあります。
- アートツアー:向かいにあるアイルランド国立美術館を訪れるか、ホテル内の音声ガイドで作品巡りを楽しんでください。パウル・ケリーのパティシエが手掛けるアフターティーもお忘れなく。
- 隠遁気分で過ごす:市内観光がすぐ近くにあるものの、ガーデンウィングの豪華なペントハウススイートは、まさに隠遁貴族のための空間です。


西海岸の夢:アッシュフォード・キャッスル
エメラルド・アイランドを横断し、羊の群れと静かな小さな町を抜けると、アッシュフォード・キャッスルが姿を現します。トールマン家が手掛けた最新のリノベーションにより、世界有数のリゾートとして評価されています。城の橋を渡ると、バグパイプ奏者が迎えてくれ、カスタムバイクやランドローバーがゲストを川や湖、350エーカーの常緑樹林へと案内します。内部はまさにおとぎ話の世界。王室風サロン、ゴシック様式の窓、壮大な暖炉、そして多くの部屋に設置された四柱ベッドやクリスティーズのアンティーク家具が、『プリンセスとエンドウ豆』を彷彿とさせます。
800年にわたる歴史は、ノルマン時代の要塞としての始まり、19世紀中頃のギネス家による取得、1939年のホテル化と続きます。かつてはジョージ5世やハリウッドスターが宿泊し、プリンス・オブ・ウェールズ・バーやジョージ5世ダイニングルームにその痕跡が残っています。豪華さだけでなく、スタッフの細やかなサービスが、壮麗な城での滞在を個人的で親密な体験に変えます。
アッシュフォード・キャッスルの数字で見る魅力
- 敷地内にいるアイリッシュウルフハウンド:2匹
- 城内に点在する鎧:2体
- ダイニングカートに並ぶチーズの種類:8種
- 城の庭園を手入れするスタッフ人数:10人
- ムラノガラスのシャンデリア:12個
- ウイスキーを楽しめる暖炉:公共エリア6か所、選択部屋12か所
- ファルコンリーで飼育されているハリスホーク:30羽
- ギネス家が居住した年数:63年
- 地元出身のスタッフ:80名
- 廊下に飾られた『Vanity Fair』のヴィンテージプロフィール:140点
- 地下セルラーに保管されたワインボトル:7,000本以上
- 今年のクリスマスツリー:オークホールの25フィートツリー1本、各寝室に20本の小ツリー
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