Brewin’U.S.A.: 地域別・全米ベスト醸造所ツアー
ベン・フランクリンが「ビールは神が私たちを愛し、幸福を望む証」と言ったのには理由があります。紀元前3500年までさかのぼる世界最古の発酵飲料のひとつであるビールは、文明の形成に大きく寄与し、宗教的な集会や祭典の中心的存在でした。
その後、紀元前3000年頃にゲルマンやケルト部族がヨーロッパに広めるにつれ、醸造の技術は様々な形を取りましたが、変わらないのは「長い一日の終わりに冷たいビールを飲む喜び」でしょう。ドイツのビアガーデンから現代のパブまで、ビールは世界中で社交の場として楽しまれています。現在でも、醸造所ツアーでお気に入りのビールがどのように作られるかを見学する人が増えています。
ビールは、試合中にバドワイザーを注がれるバーでも、ヤシの木陰でコロナを楽しむリゾートでも、世界で最も人気のある飲み物です(飲める年齢の方に限ります)。
新しい醸造所が次々にオープンし、個性的なフレーバーが続々と登場しますが、ラガーやペールエールそれぞれに独自のストーリーがあります。その魅力を味わうために、ぜひ地元のパブで座って、シティパスが選んだ地域別ベスト醸造所を訪れてみてください。
北東部
ボストン – ハープーン・ブリュワリー
歴史あるボストンは観光名所が豊富です。冷たいビールが欲しいときは、シーポート地区にあるハープーン・ブリュワリーへ。1986年創業の同社は、ガイド付きツアー(ビール試飲付き)をわずか5ドルで提供しています。ツアーは当日予約のみなので、ボストン・ノーザン・アベニュー306番地へ足を運んでみてください。
ニューヨーク – ブルックリン・ブリュワリー
ロックフェラー・プラザの喧騒から離れ、ブルックリンへ足を伸ばすと、1800年代から続く米国の醸造拠点が待っています。1996年にリノベーションされた工場は、ニューヨークの名醸造家ガレット・オリバーと共にツアーを開催。平日月〜木は午後5時開始の「スモールバッチ・ツアー」では、最初の30名に4種のビール試飲と倉庫の歴史解説が付いてきます。週末は無料ツアーに加え、フード、ライブミュージック、クラフトビールの豊富なラインナップが楽しめます。
中大西洋地域
ペンシルベニア州ポッツビル – ユーングリング
アメリカ最古の醸造所、ユーングリングはフィラデルフィア西部約100マイルのポッツビルに本拠を構えます。手掘りの発酵洞窟や、冷蔵技術が普及する前の保存方法など、歴史的な見どころが満載。ツアーは無料で一般公開されているので、ぜひ西ペンシルベニアのビール史に浸ってみてください。
デラウェア州 – ドッグフィッシュ・ヘッド
ペールエールと個性的なスピリッツで人気のドッグフィッシュ・ヘッドは、デラウェア州ミルトンの砂浜近くに醸造所を構えています。ビールの試飲はもちろん、ボッチャやコーンホール、ライブ音楽、フードなど多彩なアクティビティが楽しめます。月〜土の午前11時から午後4時まで毎時開催されるガイドツアーの後は、ギフトショップで記念品やグロウラーを購入できます。
南部
フロリダ州タンパベイ – シガー・シティ・ブリュイング
フロリダはテーマパークだけでなく、ビールの歴史も豊かです。1896年に設立されたヤボーシティ・ブリュワリー(後のフロリダ・ブリュワリー)は、スペイン・米戦争時に兵士の拠点となり、禁酒法時代も存続しました。21世紀にシガー・シティ・ブリュイングが復活し、現在では地元の象徴的存在です。ツアーは5ドルで、缶詰・瓶詰ラインの見学、16オンスのビール1杯、ロゴ入りパイントグラスが付いてきます。
西海岸
サンフランシスコ – アンカー・ブリューイング・カンパニー
サンフランシスコで歴史的な醸造所を訪れたいなら、アンカー・ブリューイングは外せません。1849年にパシフィック通りのビア&ビリヤード酒場として誕生し、1890年代後半にドイツ系醸造家が買収して現在の形になりました。1993年には世界初の社内蒸留所を設置し、国内外のビール愛好家を惹きつけました。
ツアーは平日予約制で、1.5時間のプログラム。会社の歴史紹介、3階建ての醸造所見学、そしてファン待望のテイスティングセッションが含まれます。




