ペロポネソス半島の魔法の列車に乗ってみよう
ペロポネソス半島の海岸から壮大な渓谷を抜け、山岳村カラヴリタへと続く、思いがけない列車の旅で鉄道のロマンスを再発見しましょう。
列車での旅がそれ自体で目的地になることはあるのでしょうか?北ペロポネソスの海辺のディアコプトと山村カラヴリタを結ぶ歴史的路線では、答えは「はい」です。山への急峻な登りが、魅力的なショートトリップを演出します。
オドントス・ラック鉄道の特徴
アカイア地方にあるオドントス(ラック)鉄道は、歯付きレールとギアで急勾配を登る特殊なシステムです。全幅わずか75cmというヨーロッパ最狭線であり、ルートの美しさでもバルカン半島屈指です。線路はヴォライコス渓谷と川に沿って走り、カラマツやモミの森、岩を掘り抜いた狭いトンネル、計49本の橋を次々と通過します。
途中では洞窟の入口や壮大な鍾乳石を見ることができ、自然が作り出したジオラマのような景観が広がります。特に「ディカスティリア(法廷)」と呼ばれる場所は、裁判官が座っているように見える鍾乳石が特徴です。
ルートと自然
神話によれば、ヘラクレスが海へ向かう道を阻む巨岩を割り、現在のヴォライコス渓谷と川が誕生したとされています。ヘルモス山と渓谷は保護国立公園の一部で、固有種が数多く生息しています。ペロポネソス固有の植物は27種、ギリシャ全土で固有のものは90種、さらにヘルモス山にしかない種が5種確認されています。
このエリアは動物相も豊かで、カワウソ、コウモリ、カエル、カメ、ゴールデンイーグルやチョウゲンボウが山麓に生息しています。高山草原では色とりどりのチョウが野花と共に舞い、自然の美しさを堪能できます。
詳しい情報は公式サイトをご覧ください。




