スカイダイビングをバケットリストに入れるべき12の理由
スカイダイビングは実はスポーツです
スカイダイビングはバケットリストとほぼ同義語と言っても過言ではありませんが、飛行機から飛び降りるだけの一回限りの体験ではありません。米国パラシュート協会(USPA)のスポーツ推進ディレクター、ナンシー・コリーン氏は「多くの人は『一回だけ飛び降りれば終わり』と考えがちですが、実は毎週趣味やライフスタイルとして楽しむ本格的なスポーツです」と語ります。米国では2007年以降、年間ジャンプ回数が着実に増加し、昨年だけで約420万回のジャンプが記録されました。上級者は様々な競技会に出場することもできます。
知っておきたいスカイダイビング用語
ドロップゾーン:ジャンプを行うスカイダイビングセンター。広い草原と小さな格納庫に見えることが多いですが、USPA加盟のドロップゾーンは全米で238か所あり、信頼できます。
ジャンプスーツ:着用する全身スーツ。落下速度の調整や風からの保護に役立ちます。夏は不要なこともあります。
免責同意書:ジャンプ前にサインするリスクや安全に関する書類です(後述)。
フリーフォール:パラシュートが開くまでの落下時間。
キャノピー:パラシュート本体のことです。
誰でもスカイダイビングは可能です
18歳以上の人であれば基本的にジャンプ資格があります。妊娠中や心臓疾患のある方は除外されますが、年齢・身長・職業などが理由で断られることはほとんどありません。コリーン氏は「障害を持つ方や義肢のある方でも、特別な装備と配慮でジャンプできます」と説明しています。言い換えれば、スカイダイビングを体験しない言い訳はほとんどありません。
パラシュートあり・なしの選択肢
初心者は「加速フリーフォール(AFF)」と「タンデムフリーフォール」の2種類から選べます。AFFは自分でパラシュートを開き自力で着地するコースで、事前に数時間の地上講習が必要です。一方、タンデムはインストラクターとハーネスで繋がれ、インストラクターがパラシュートを開き着地します。事前講習は不要で、空中ではインストラクターが安定をサポートしてくれるので、実質的にパラシュートなしで飛び降りている感覚です。
怪我のリスクは極めて低い
パラシュートが開かないという恐怖は根強いですが、統計を見ると安全性は非常に高いです。2015年の420万回ジャンプで死亡事故は21件、死亡率は1,000回あたり0.005件に過ぎません。タンデムの死亡率はさらに低いです。すべてのスカイダイバーは予備パラシュートを装備し、緊急時の対処法を徹底的に訓練します。事故の99%はヒューマンエラーであり、装備不良は極めて稀です。インストラクターも高度な訓練と認証を受けているため、飛行機での移動よりも安全です。
費用はある程度かかりますが、選択肢は豊富
ドロップゾーンによって料金は異なりますが、タンデムは200〜275米ドル、AFFは約300米ドルが目安です。写真やビデオのオプションは別途料金がかかります。平日や早朝、学生・軍人割引、団体割引などを利用すればさらに安くなります。事前予約は必須で、当日予約よりも安く確実に搭乗できます。
機内でのひとときは意外とリラックス
情報映像を見て免責同意書にサインした後、タンデムインストラクターと合流しハーネスを装着します。狭い機体に乗り込むと、インストラクターがゴーグルを装着し、ハーネスを自分のものに結びつけます。まるで誰かの膝に座っているような感覚ですが、降下中に離れることはありません。
最も緊張するのは『期待感』
高度10,000〜13,000フィートまで上がるまでの約15分間は、飛行機から飛び降りるという非日常に対する不安が募ります。特に機体の端に立つ数秒間は恐怖感が最高潮に達しますが、時間はほんの一瞬です。呼吸法やイメージトレーニングで緊張を和らげましょう。
フリーフォールはジェットコースターとは違う
私はスリル好きではありませんが、空中を自由落下する感覚は非常に静かです。ジェットコースターのような胃が落ちる感覚はなく、顔に当たる冷たい風と、地面が遠ざかる感覚だけが残ります。落下速度は体重や姿勢、装備により時速100〜200マイル(約160〜320km)です。
空中時間を有効に活用しよう
フリーフォールは45〜60秒程度です。長いフリーフォールを希望すれば事前にリクエストできます。ジャンプ全体は約5分で終了するため、降下中の景色を存分に楽しんでください。キャノピー飛行中に回転や横移動などのトリックを依頼できるインストラクターも多いので、挑戦してみましょう。
着地した瞬間、また飛びたくなる
スカイダイビングの興奮と快感は一度で終わらず、何度でも挑戦したくなります。履歴書に「スカイダイビング経験あり」と書く人もいるほどです。多くの人はこの体験で自信を取り戻し、人生の他の課題にも前向きに取り組めるようになると言われています。
ハマったらライセンス取得も検討しよう
米国では約33,000人がUSPAのスカイダイビングライセンスを保有しており、ライセンスがあれば全国どこのドロップゾーンでも単独でジャンプ可能です。Aライセンス(全4段階の第一段階)取得には25回のAFFジャンプとそれぞれ異なる技術の習得が必要です。ライセンス取得はスカイダイバーコミュニティへの参加と、バケットリストの達成に最適なステップです。




