全米50州から選んだユニークな町名50選
バーント・コーン(アラバマ州)

食べ物にちなんだ面白い町名の代表格。焼けたトウモロコシが由来という説が二つあり、先住民が入植者のトウモロコシ畑を焼いた、あるいは逆に入植者が先住民の畑を焼いたと言われています。1813年のバーント・コーンの戦いで先住民が勝利したことでも知られています。
ユナラスカ(アラスカ州)

先住民アラート語で「アグナラクシュ」と呼ばれていた地域が、英語表記の混乱で「Unalaska」と簡略化されました。現在は島と町の正式名称です。
ホワイ(アリゾナ州)

州道85号線と86号線がY字交差する地点に由来。州法で町名は3文字以上必要だったため、Yを英語表記の「Why」に変更しました。
ポサム・グレープ(アーカンソー州)

実は「ポサム・グレープ」は米南東部原産のブドウの一種です。別説では、住民が「ポサム」か「グレープ」かで20年近く議論した結果、両方を合わせた名前になったと言われています。
Zzyzx(カリフォルニア州)

ラジオ伝道師カーティス・ハウ・スプリンガーがモハーベ砂漠に「Zzyzx Mineral Springs」リゾートを開設。「健康の最後の言葉」という意味で名付けました。後に詐欺で逮捕されました。
No Name(コロラド州)

I‑70高速道路の出口標識が未設定だったことから、コロラド運輸局の職員が「No Name」と記入。以後、町名はそのまま定着し、改名の試みも住民に阻まれました。
ハッピーランド(コネチカット州)

プレストン町内の小さな地区。かつてあった遊園地が1930年代のハリケーンで消失したことが名前の由来とされています。現在は「Welcome」サインがなく、観光客は残念がっています。
リトル・ヘブン(デラウェア州)

1870年代、農場主がアイルランド人労働者のために建てた小屋群に付けた名前。近くに「リトル・ヘル」と呼ばれる別の集落があったと伝えられますが、現在は消滅しています。
バーント・ストア(フロリダ州)

1849年、ピース川沿いの交易所が火事で焼失したことが由来。店長ジョージ・ペインはセミノール族との会合中に襲撃され死亡しており、悲劇的な背景があります。
エクスペリメント(ジョージア州)

ジョージア大学の農業実験ステーションにちなんで名付けられました。実験的な名前がそのまま町名になっています。
ハイク(ハワイ州)

ハイクゥは古代ハワイ語で「急に切れる」や「カヒリの花」を意味するとされ、谷の名前に由来します。日本語の俳句とは無関係です。
グッド・グリーフ(アイダホ州)

1970年代のバラエティ番組『Hee Haw』で紹介された架空の町。実際には住民はほとんどいないとされています。
ブーディ(イリノイ州)

鉄道業界のウィリアム・H・ブーディ大佐にちなんで命名。かつてはブーディ水道会社やブーディ高校がありました。
サンタクロース(インディアナ州)

元はサンタフェという名でしたが、同州に同名の町があったため改名。現在はホリデー・ワールドやロザルド湖キャンプ場など、クリスマスをテーマにした観光地が多数あります。
ホット・チア(アイオワ州)

ジョセフ・アンドリュースが設置した郵便局の名前が由来。古英語の挨拶「What cheer」にちなんで町名が決まりました。
キックアポー(カンザス州)

同名の先住民族・キックアポー族に由来。「放浪者」という意味があると伝えられます。
ヒッポ(ケンタッキー州)

住民ビー・マディソン・“ヒッポ”・クラフトの愛称が町名に。ヒッポは「ヒポコンドリアック(心配性)」の略称です。
ウォータープルーフ(ルイジアナ州)

ミシシッピ川の氾濫を免れた場所という意味で名付けられましたが、2008年の干ばつでトウモロコシが壊滅しました。
ボールド・ヘッド(メイン州)

同名の崖にちなんで命名。形状は実際の“はげ頭”とは関係ありませんが、隣接するオグニット(発音は“アグニット”)も奇抜です。
アクセデント(メリーランド州)

18世紀末、二人の測量士が同じ土地を同時に請求したことが由来。最終的に友好関係で土地は譲渡されました。
サンドイッチ(マサチューセッツ州)

1639年に設立されたカボット岬最古の町。イギリス・ケント州のサンドイッチ港にちなんで名付けられ、ガラス産業が有名です。
ヘル(ミシガン州)

19世紀にジョージ・リーブスが開いた製粉所で、穀物を持ち込む農家に自家蒸留ウイスキーで報酬を支払っていたことから「ヘルに行った」と言われるようになりました。現在は市長体験や結婚式が可能です。
エンバラス(ミネソタ州)

フランス語の「embarras」(障害・困難)に由来。フランス探検家が川を下る際にカヌーが詰まったことが名前の起源です。
ホット・コーヒー(ミシシッピ州)

L.J.デイビスが自家製のコーヒーを宣伝したことがきっかけ。泉水とニューオーリンズ産豆、モラセスで甘みを付けた味が評判でした。
フランケンシュタイン(ミズーリ州)

1890年、ゴットフリート・フランケンが教会用地を寄付したことに由来。実在の狂科学者ではありません。
ビッグ・アーム(モンタナ州)

フラットヘッド湖の湾「ビッグ・アーム」にちなんで命名。湖の反対側にはエルモという町もあります。
ワームス(ネブラスカ州)

ドイツの都市ワームスに由来し、ローマ皇帝の愛称が語源とされています。虫を連想させる名前ですが、実際の由来は別です。
シュガー・バンカー(ネバダ州)

20世紀中頃に化学爆薬の保管施設として使用されたことが名前の起源。現在は危険物はありません。
ポッタ―・プレイス(ニューハンプシャー州)

魔術師リチャード・ポッターにちなんで命名。看板には「魔術師・腹話術師・ショーマン」と記されています。
チーズクエイク(ニュージャージー州)

レニ・レナペ族の言葉「Cheseh‑oh‑ke」(高地)が転訛してできた名前。現在は同名の州立公園があり、ハイキングやキャンプが楽しめます。
パイ・タウン(ニューメキシコ州)

地元のアップルパイ専門店が由来。毎年パイ祭りが開催され、パイ作り・食べ比べ、ヒョウモンカエルレースが行われます。
バターナッツ(ニューヨーク州)

同名の白クルミが3本、同じ根元から生えていたことが名前の由来。後に伐採され、ログキャビンが建てられました。
ホワイノット(ノースカロライナ州)

ドイツ系・英語系入植者が「Why not?(どうせやろう)」と言って決めたという逸話が残ります。周辺にはSteeds、Erect、Lonelyといったユニークな地名があります。
ザップ(ノースダコタ州)

スコットランドの炭鉱町Zappにちなんで命名。現在は「zip to zap」というキャッチフレーズで観光を呼び込んでいます。
Pee Pee(オハイオ州)

近くの木に「P. P.」と刻んだ人物(ポール・ペイン大佐またはピーター・パトリック)が由来とされています。
スロートゥルビル(オクラホマ州)

1900年代初頭、ジェームズ・スロートが経営した食料品店の名前が由来。2004年にPETAが改名を要請しましたが、住民は反対しました。
ボーリング(オレゴン州)

開拓者ウィリアム・ハリソン・ボーリングにちなんで命名。現在はスコットランドのDull、オーストラリアのBlandと姉妹都市関係にあります。
アサイラム(ペンシルベニア州)

フランス革命の難民が設立した村で、英語の「asylum(避難所)」が語源です。現在は実在の刑務所を舞台にした有名なホラーハウスがあります。
ウーンズソケット(ロードアイランド州)

ネイティブ・ニップムック族の言葉に由来し、意味は「雷の霧」や「狐の領土」など諸説あり。正しい発音は「ワン‑ソケット」。
カウアード(サウスカロライナ州)

名前の由来は不明ですが、樹上散策路「Canopy Walk」が観光名所で、決して臆病者向けではありません。
レッド・シャツ(サウスダコタ州)

オグララ・スー族の酋長レッド・シャツにちなんで命名。彼は米軍のネイティブ・スカウトとして活躍しました。
スイート・リップス(テネシー州)

近くの小川の水が甘いと評判だった南北戦争時代の兵士が名付けたと伝わります。人口は100人未満です。
ルーニーヴィル(テキサス州)

創業者ジョン・ルーニーの姓に由来。南北戦争期に設立され、20世紀後半に人口が激減しました。
エッグノッグ(ユタ州)

牧場主が冬季に飲んだエッグノッグが名前の由来。サンタクロース(インディアナ州)と合わせてクリスマスパーティーが開催できそうです。
モスキートビル(バーモント州)

バーネット町内の小さな集落。人口は約1,700人のバーネットに比べ、蚊が多いことで有名です。
ドラゴンビル(バージニア州)

イングランド・ダラム州の同名集落にちなんで命名。名前の由来は不明です。
ハンプティラップス(ワシントン州)

先住民語で「カヌーを漕ぐのが難しい」という意味があるとされます。別説では「寒冷地帯」を指すとも。
ブーガー・ホール(ウェストバージニア州)

1900年代初頭、無法者が多く殺人事件が頻発したことが名前の由来。現在は心霊探検の名所です。
イマローネ(ウィスコンシン州)

創業者スノーボール・アンダーソンがガソリンスタンドを任せたビル・グランジャーが「I'm alone(一人だ)」と答えたのが名前の起源とされています。
チャグウォーター(ワイオミング州)

先住民がバイソン狩りの際、崖から落ちたバイソンの音を「chug」と表現し、近くの小川と合わせて「Chugwater」と名付けました。




