今週のポラロイド:ブーンホール・プランテーションのスレーブ・ストリート

ブーンホール・プランテーションへの期待と不安
チャールストン近郊のブーンホール・プランテーションに近づくにつれ、期待と不安が交錯した。映画『ノートブック』や『ノース&サウス』の舞台となった有名なオーク並木――南部の柔らかな風に吹かれながら、ポーチでアイスティーを楽しむ理想的な光景が頭に浮かんだ。
見え隠れする深い悲しみ
しかし、その美しさの裏には計り知れない悲しみが漂っていた。19世紀半ばまでに南部には400万人以上の奴隷が存在し、ブーンホールでも300人以上が働いていた。こうした非人道的な労働がどのように富を生み出したのか、考えざるを得ない。現在の私たちの慣習の中にも、将来の世代が同様に恐怖と批判の目で見るものがあるのではないか、と問いかけられる。
スレーブ・ストリートと唯一残るレンガ小屋
ブーンホールは「スレーブ・ストリート」沿いに、全米で唯一残る9棟のレンガ製奴隷小屋を保存している。各小屋は、写真・音声・マネキン・映像を駆使して、奴隷や後のシェアクロップ農民の生活をリアルに再現している。
ガラ文化の魅力
特筆すべきは、ガラ(Gullah)文化の紹介だ。アフリカ、カリブ、ヨーロッパの要素が融合した独自の文化は、チャールストンのアフリカ系アメリカ人の歴史とアイデンティティを形作っている。




