特集:サザン・テナント・ファーマーズ・ミュージアム
概要
1934年7月の暑い夏の日、白人11人、黒人7人の計18人の農民がアーカンソー州タイロンザ郊外で集まり、米国初の完全統合農業組合「サザン・テナント・ファーマーズ・ユニオン」を結成しました。その後、女性もリーダーシップを担うようになりました。組合の活動は、組織者のH.L.ミッチェルとクレイ・イーストが経営するクリーニング店とサービスステーションで行われていましたが、暴力の脅威により本部はメンフィスへ移転しました。
現在、ミッチェルのクリーニング店、イーストのサービスステーション、そして隣接する旧タイロンザ銀行は、アーカンソー州立大学によって改装され、サザン・テナント・ファーマーズ・ミュージアムとして公開されています。展示品には写真、口述歴史、遺物があり、シェアクロッピングやテナント農業、農業労働運動、そしてサザン・テナント・ファーマーズ・ユニオンの歴史が語られます。この組織は1960年代の公民権運動の先駆けとされています。
サザン・テナント・ファーマーズ・ミュージアムは、サンケン・ランズ・カルチュラル・ロードウェイに位置し、毎年開催される「ツアー・ドゥ・サンケン・ランズ」サイクリングイベントの出発点でもあります。




