コッズ・プープ
概要
「コッズ・プープ」(スペイン語名: Palacio de los Mascarones)は、直訳すると「巻かれたペタテ」または「王室のマット」となる名称です。この遺跡はマヤ文明の中で最も重要な建築物の一つで、雨の神チャック(Chaak)を象った多数のマスクが施されています。
建築と装飾
建物の正面は石灰岩で彫られた神像マスクで覆われており、現在約260個が残っていますが、考古学者は当時は全体で約446個の顔があったと推定しています。各マスクは34個の部品から構成され、組み合わせることでマヤ美術の中でも最も注目すべき彫刻群の一つとなっています。
全長46メートルの構造は5つの区画に分かれ、各区画には2つの部屋があり、マヤのヴォールト構造で実現された最も広い覆い空間を提供しています。さらに、建物の上部には壮大なクレストが設置されており、建物の高さをほぼ2倍にまで高めています。
東側ファサードのアトランティス像
東側の正面には、同一サイズの実物大彫像が2体発見されました。これらは「アトランティス像」と呼ばれ、1体はメリダにあるユカタン考古学博物館(Museo Arqueológico de Yucatán)に、もう1体はメキシコシティの国立人類学博物館(Museo Nacional de Antropología de México)に所蔵されています。




