アスセクレム(アルジェリア・ホッガール山脈の絶景)
概要
サハラ砂漠の中心部に位置するホッガール山脈は、荒涼とした玄武岩の丘が連なる過酷な風景です。その中でも標高約9,000フィート(約2,740メートル)のアスセクレム峠は、浸食された火山の核が群生するドラマチックな景観で知られています。
アフガール国立公園の一部であるアスセクレムは、アルジェリア南部の数多くの自然遺産のひとつです。最寄りの街タマンラセットから約80キロメートル(約50マイル)離れた場所に位置しています。
歴史的背景
1911年、フランス兵から宣教師へ転身したシャルル・ド・フーカウドがアスセクレムに簡素な隠遁院を建てました。彼はタマンラセットでツアレグ族と共に生活し、言語や文化の研究に没頭しました。1916年、スパイ容疑で暗殺されましたが、2005年に列福され、現在も「小さきイエスの兄弟会(Les Petites Frères de Jésus)」の高齢僧侶がこの隠遁院を管理しています。
宿泊と観光
アスセクレムには宿泊施設があり、訪問者は夜を過ごしながら、峠上の高原から見える壮大な日の出・日の入りを堪能できます。岩壁に沈む光と影のコントラストは、まさに息を呑むほどの美しさです。
訪問前の注意点
現在、アルジェリア南部へのアクセスは制限されており、特にタマンラセット州は入域が厳しくなっています。アルジェからは約3時間のフライトでタマンラセットへ到着できますが、ビザ取得や峠までのドライブ手配は現地ツアー会社のサポートが必須です。また、キャメルトレッキングで約1週間かけて訪れる方法もあります。




