ローマで出会った至福のポルケッタサンドイッチ
ローマで見つけた天国のポルケッタ
ニューヨーク出身の作家がローマのランチタイムに偶然立ち寄った場所で、まさに天国のようなポルケッタサンドイッチと出会い、恋に落ちた。
ローマ――その豚はまさに美の女王だ。ガラスケースの中央に飾られ、見た目も味も賞賛されている。内臓は取り除かれ、骨も抜かれ、ローズマリー、フェンネル、ニンニクで丁寧に詰め込まれ、何よりもカリカリの皮が光っている。その皮はパリッとした硬さと赤みが特徴で、最も求められる部分だ。ジューシーな肉とこのカリカリの皮が絶妙に調和する。パーチメント紙の上に乗せられ、肉汁を拭き取る役割も果たす。一方、しっかりとしたシリオラブレッドは、豚肉の柔らかなベッドとなっている。この豚はただの豚ではない――エル・ブチェット(Er Buchetto)自慢のポルケッタだ。

ローマへの初訪問で、夫と私たちは次々と圧倒的な歴史的名所を巡り回った。観光客で混み合うある日、テルミニ駅近くのエル・ブチェットに出くわした。ガイドブックには載っていない、ポルケッタ専門の小さなホステリアだ。豚ロインにハーブと自家製スパイスを詰め、炭火でローストしたサンドイッチは、イタリア中部の祝祭料理が起源。観光の疲れを癒す完璧な休息となった。
行列ができていた。長時間待つことは恐ろしい光景だったが、諦めなかった。地元の人々の列は速く、ドアから漂う濃厚な香りが期待感を煽る。壁は甘く滴る脂で光り、幸せな客の写真や豚を称えるポスターが飾られている。狭い店内の古びたテーブルに座り、1890年から続く歴史を感じた。

オープンキッチンの概念が最もよく表れているのはここだ。入口に掲げられたのは「豚だけ」、それ以外は何もない。店内の席は数テーブルのみ。ローカルは新聞を広げ、脂で汚さないように注意しながら長いランチタイムを楽しんでいる。奥のコーナーには金属製のシンクがあり、蛇口の一方は白ワイン、もう一方は赤ワインが注がれる。古びたクーラーには水とビールが備えられている。

ゆっくりと味わい、ローマ人のように食事を楽しむ。ポルケッタはシンプルだが、忘れがたい味わい――それこそが本物のイタリア料理の魅力だ。
場所
Er Buchetto
Via Viminale 2
Rome, Italy 00184
+39-06-488-3031
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