ブルックリンで開催されるミスター・サンデー・パーティー

パーティー概要
ブルックリンのゴーワナス運河と静かな住宅街の間にある放棄された空き地で、毎週日曜の午後3時から9時まで開催される「Mister Sunday」――一日中続くサマー・ダンス・パーティーです。音楽が流れ始めると、すぐに小さなダンスフロアは多種多様な人々で埋め尽くされます。若いヒップスターから幼い子ども、弁護士や彫刻家、LGBTQ+の方々、そしてブルックリン生まれのローカルと、カンザスから移住してきた新参者まで、幅広い世代とバックグラウンドが混ざり合う、まさに「夏のミッドサマー・ナイト・ドリーム」そのものです。
バーでは地元ブルックリンのクラフトビールやサングリア、メキシコ産コーラが提供され、フードは農場直送の新鮮な食材を使った本格的な料理が並びます(例:James Durazzo のアメリカン・フード、Country Boys のタコスやフラチェス)。木陰に並べられたピクニックテーブルとダンスフロア、ヴィンテージのライトとディスコボールが枝に揺れ、自然と音楽が調和した空間が広がります。
ミスター・サンデーの始まり
Q: どうやってこのパーティーは始まったのですか?
パートナーのEamon Harkinと私は、同じ場所であるGowanus Groveで6年間パーティーを企画してきました。2008年に「Sunday Best」としてスタートし、2009年に土曜のダンスパーティー「Mister Saturday Night」を始めました。3年前に現在の名前「Mister Sunday」に改名しました。
成長と変化
Q: どのように規模が拡大しましたか?
認知度が上がるにつれて、フードベンダーを増やしたり、ゲストDJを招く回数を増やしたりしています。音楽の方向性は変わらず、食事と地元のビールを提供する心地よい空間を大切にしています。
音楽のアイデンティティ
Q: 音楽の特徴は?
ディスコとハウスを基盤にしつつ、ヒップホップ、ジャズ、アフリカ音楽まで幅広くプレイします。サプライズ要素を残し、観客が「何が流れるか分からない」楽しさを味わえるよう心がけています。

Eamon Harkin と Justin Carter がDJプレイ中。
参加者の多様性
Q: どんな人が集まりますか?
3時から始まるため、子ども連れの家族も多く、最初にフロアに上がるのは3〜6歳の子どもたちです。その後、60代・70代の方々まで幅広い年齢層が参加します。人種・民族・性的指向の面でも、ブルックリンが誇る多様なコミュニティが自然に混ざり合います。
Q: 時が経つにつれて変化はありましたか?
規模は大きくなっても、参加者の質は保たれています。大勢が集まると「見栄を張りに来る」人が増える傾向がありますが、私たちは「ここはみんなが笑顔で過ごす場所」という雰囲気を守り続けています。

木陰の下で楽しむ参加者たち。
ルールとマナー
Q: リクエストは受け付けますか?
NO! 私たちの音楽ビジョンを貫くため、リクエストは受け付けません。
パーティーが拡大するにつれ、以下のような基本ルールを明文化しました。
- 他人の楽しみを妨げないこと。
- ダンスフロアでの撮影・スマホ使用は禁止。写真はフロア外で撮影してください。
- 笑顔で挨拶し、思いやりのある行動を心がけること。
DJの役割分担
Q: どのようにDJ業務を分担していますか?
お互いに自宅で準備したレコードを持ち寄り、即興でセットを組み立てます。午後の早い時間は長めのセット、19時以降は交互に2曲ずつプレイし、21時ちょうどにパーティーを締めくくります。
夜の魔法
日が沈むと木々にライトが灯り、特別な雰囲気が漂います。9時に終了することで、参加者全員がフロア上で最後の曲を踊り切れる点が、他の長時間イベントと違う魅力です。近隣への配慮から設定した時間ですが、結果的に「ハッピーエンド」のような余韻が残ります。

Mister Sunday のロゴとバーのメニュー。
海外での活動
私たちは年に3回ほどヨーロッパ(主にイギリスとドイツ)でギグを行います。特にお気に入りはハンブルクの「Golden Pudel」。150〜200人規模のパンククラブで、スタッフ全員がクリエイティブな人々。コミュニティ意識が高く、私たちのスタイルに合っています。

将来的には日本でもプレイしたいと考えています。日本のオーディエンスは音楽への知識が深く、熱狂的に踊ってくれると聞いているからです。
将来の展望
もし現在の場所が閉鎖されたら、ニューヨーク州北部(バークシャーズ、キャッツキルズ、ハドソンバレー)で週末リトリート形式の大型パーティーを開催したいです。森の中で木々に囲まれた空間は、都会のオアシスをさらに拡張する理想的な舞台です。
最終的に場所が変わっても、木々という「秘密の調味料」は必ず持ち込むつもりです。ニューヨークにとって木は特別な存在ですから。
パーティー情報
Mister Sunday
Carroll Street, Brooklyn
毎週日曜 15:00〜21:00
FATHOM に関する情報
Brooklyn Guide
How Locals Spend a Sunday: The Brooklyn Flea
Best Day Ever: Red Hook




