テクニカラーで彩るインド・ケララ
ロサンゼルス拠点の写真家メロディ・マクダニエルが撮影したインド・ケララの写真は、千語のポストカードのようです。彼女はビーチや人々の色彩豊かな姿を独自の色合いで切り取ります。カメラの向こうにある世界を語ってもらいました。
インド・ケララへ到着したとき、エネルギーに包まれました。バイクやリキシャのクラクションが次第に馴染みの歌のように背景へと溶けていきます。
リラックスできるアーユルヴェーダ・リトリートを予定してカメラを持参したものの、すぐにカメラは相棒に。撮影したい光景は山ほどありました。コヴァラムの美しいビーチ、ドーティやサリーといった地元の手工芸、そして象のリハビリセンター――ケージや鎖、フェンスなしで象の入浴や餌やりを手伝うボランティアプログラムです。
インドの最も感動的な側面のひとつは、人々が互いに示す愛情です。コヴァラムビーチを歩くと、男性同士が手をつなぎ抱き合う姿が目に入りました。多くの人が服を着たまま水に入って泳いだり足を浸したりしています。
ケララの首都トリヴァンドラム(旧称:トリヴァンドラム)は、お土産ショッピングに最適な街です。衣料、金製品、地元の工芸品を扱う市場が多数あり、街全体が最も鮮やかな色に染められたかのようです。
市場は特に活気にあふれます。新鮮な切り花の香りとお香、スパイスが混ざり合い、まるで自分がスパイシーなチャイティーを飲んでいるかのような感覚に陥ります。日替わりの新鮮な魚を求めて市場へ行き、ジンジャー、レモン、ニンニクで味付けしたタンドリーホワイトフィッシュと野菜ビリヤニ、クミンを添えていただきました。地元限定の「ケララ・パラタ」は、一般的な揚げパラタとは異なり、柔らかくもちもちした食感が特徴です。薄いパン「チッパタ」や、ケララ風ダールも絶品でした。
インドは楽観主義の精神が息づく土地です。人々の呼吸のリズムに、信仰が文化の根底にあることが感じられます。寺院への敬意はまるで特別な祝祭日のように溢れ、アトゥカル・デヴィ寺院では幸福、愛、興奮といった感情が交錯しました。鮮やかな色彩に包まれ、心が落ち着くと同時にエネルギーが湧き上がるのを感じました。まるで子どもが神々の塗り絵ブックにクレヨンでしっかりと色を塗っているかのようです。




