パース発 スワンバレー日帰りワインテイスティングツアー
パースでの1週間の休暇中、スワンバレーの日帰りワインテイスティングツアーに参加しました。数多くのツアー会社が同様のコースを提供していますが、私の体験を基にしたおすすめプランをご紹介します。
パースといえばビーチやビール、夕日がイメージかもしれませんが、実は市街地から車で約30分の場所に、オーストラリアで2番目に古いワイン産地、スワンバレーがあります。40以上のワイナリー、6つのブルワリー、2つの蒸留所、そして新鮮な地元産品が揃うこの地域は、まるで別世界。最高に楽しむには、グループでのワインテイスティング日帰りツアーを予約するのがベストです。
砂質で肥沃な土壌「グナンガラ・マウンド」の上に広がる105平方キロメートルのスワンバレーは、計画的に区画された美しいブドウ畑が道路の両側に広がります。見渡す限りのブドウ園は、どこを切り取っても絵になる景観です。
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広々とした空間とブドウ畑の眺め、そして新鮮な田舎の空気が心地よいスワンバレーは、パースからの日帰り旅行に最適です。ただし、名前に「バレー」と付いていますが実際は平坦な土地で、谷というよりは広大な平野です。その代わり、質の高いワインが豊富に生産されています。
スワンバレー日帰りツアーの基本情報

自分でプランを立てる場合、パースCBDからギルフォードやミッドランドまでの定期列車がありますが、そこからスワンバレーへ向かう公共交通機関はありません。そのため、レンタカーやチャーターバスの手配が便利です。数日間滞在しない限り、現地での移動はツアー利用が最も効率的です。
私の体験では、SVToursのツアーが最適でした。大手ワイナリー2か所、ブティックワイナリー2か所、ブルワリー1か所、チョコレート工房を巡る充実した内容で、ワインテイスティングと軽食、参加者同士の交流が楽しめました。これ以上のおすすめはありません。

少人数のグループで「スピード・グレージング」形式で回るのは抜群のアイデアです。短時間で多くのテイスティングと食事、そして地元産品の説明を受けられます。気に入ったものはその場で購入でき、充実した1日が過ごせます。
ツアー前半:大手ワイナリー巡り
パースを出発し、グレート・イースタン・ハイウェイを約30分走ると、スワンバレーに到着。まずは1840年代創業のサンダルフォード・ワイナリーへ。西オーストラリアで最も歴史あるプレミアムワインの生産者です。


まずはスパークリングワインでスタートし、次に甘口の白・赤ワインへと移ります。計8種類のワインをテイスティングし、参加者の中には購入を決める人も多数。
続いて、比較的新しいが規模の大きいマンディーン・エステートへ。ここでは7種類のワインに加え、敷地内のブルワリーとレストランでランチを楽しめます。

マンディーン・ホムステッド・ブルワリーでタパスと自家製ラガーを堪能し、前半はここで終了です。
ツアー後半:ブティックワイナリーと体験
お腹が満たされたら、次はブティックワイナリーへ。小規模だからこそ、細部にこだわったワインが味わえます。
まずはウィンディ・クリークへ。1930年代から続く歴史あるワイナリーで、店内は居心地の良い雰囲気です。

次に訪れたランチェスター・ワイナリーは、屋内外のバランスが取れた空間と、シェーニン・ブラン、ヴェルデーロ、シャルドネ、そして伝説のオールド・ヴァイン・シラーズが魅力。地元産のチーズも楽しめました。


最後の2カ所:クラフトビールとチョコレート
ツアーの締めくくりに、地元のマッシュ・ブルワリーへ。2006年からクラフトビールシーンを牽引しており、見える醸造設備や高い天井、木製カウンタートップが特徴です。

ここではウィートやフレオ・ドクターが人気ですが、私はインディアン・エールを注文。カジュアルなレストランエリアで軽食を楽しみました。

最後はマージェリット・リバー・チョコレート・ファクトリーへ。工場というより大きなチョコレートショップで、試食用のチョコレートが豊富にあり、購入も可能です。

【旅行のヒント】
- スワンバレーは150以上の見どころがあり、1日だけで回るのは大変。数日滞在できない場合は、ガイド付きツアーを利用すると安心です。
- オーストラリア唯一の「ハーミナ・フード・リージョン」でもあり、動物福祉やオーガニック食材が豊富です。
- 近隣のギルフォードは歴史的建造物が多く、ミッドランドは急成長中の小売拠点です。
- 自力で訪れる場合は、ギルフォードのビジタ―センターで地図や情報を入手すると便利です。
- スワンバレーには4つのルートからなるヘリテージ・サイクルトレイルがあり、時間に余裕があれば自転車で巡るのもおすすめです。




