世界で最も童話のように美しい8つの城
壮大な塔や豪華な内部、歴史的な建築美で訪れる人々を魅了する城は、写真映えするだけでなく豊かな物語を語ります。シェイクスピアやディズニー、バイキングの世界に触れられる、旅の必訪スポット8城をご紹介します。
シヨン城(スイス・ヴェイタウ)

レマン湖畔の岩場にそびえるシヨン城は、スイスで最も訪問者が多い歴史遺産のひとつです。サヴォイ伯家が約400年にわたり居住し、バイロン卿の詩『シヨンの囚人』の舞台にもなりました。地下牢の柱に刻まれたバイロンのサインは、文学ファン必見です。
プレドヤマ城(スロベニア・プレドヤマ)

ポストイナから9km、岩壁の中に120mほど突き出すように築かれたこの城は、800年以上の歴史を持つルネサンス要塞です。1202年に建設が始まり、16世紀に大規模増築。ギネス世界記録でも最大級の洞窟城として認定されています。
ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ・シュヴァンガウ)

バイエルン南西部にそびえるこの城は、ディズニーランドの『眠れる森の美女』城のモデルとなった、まさにおとぎ話の象徴です。19世紀にルートヴィヒ2世が建設し、1886年に公開。年間約140万人が訪れ、欧州で最も人気の城となっています。
バンラティ城(アイルランド・クレア)

1425年に建てられたバンラティ城は、かつてのバイキング交易拠点の上に築かれた本格的な中世要塞です。15・16世紀の家具やタペストリーが復元され、隣接する26エーカーのバンラティ・フォークパークでは19世紀のアイルランド建築を30棟以上再現しています。
ペナ宮殿(ポルトガル・シントラ)

シントラの丘陵にそびえるペナ宮殿は、19世紀にフェルナンド2世が建てたロマンティック様式の傑作です。マヌエル様式とムーア様式が融合し、ユネスコ世界遺産に登録。リスボンからも遠くなく、晴れた日には遠くからでも姿が確認できます。
コンウィ城(ウェールズ・コンウィ)

エドワード1世の城壁と城群の一部としてユネスコに登録されたコンウィ城は、1283~1289年に建設された典型的な中世要塞です。2つの前門、8つの塔、弓形ホールを備え、城壁からは山と海の絶景が広がります。
クロンボー城(デンマーク・ヘルシンゴル)

シェイクスピアの『ハムレット』でエルシノアと呼ばれるクロンボー城は、デンマークとスウェーデンを隔てる狭いオーレスンド海峡を見下ろす要塞です。1420年代に起工し、1629年の火災後にハンス・ファン・ステーンウィンケル少将が再建。現在はルネサンス様式が残るユネスコ世界遺産です。
姫路城(日本・兵庫)

白鷺のように白く輝く外観から『白鷺城』とも呼ばれる姫路城は、日本でも数少ない現存する天守閣を持つ城です。戦火や災害で多くの城が失われた中、ユネスコの世界遺産に登録され、83棟からなる壮大な城郭は武士時代の建築技術を今に伝えます。
Ashley Bess は元編集者でフリーライター。身長は低めで意見ははっきりし、ジンと旅が好き。頭の中は無駄な歌詞と映画のセリフでいっぱいです。




