モザンビークで体験するビーチとサファリの旅
自然愛好家にとって、南部アフリカは象やサイ、ヒョウ、ライオン、バッファローといった象徴的な「ビッグファイブ」が息をのむサファリで見られる場所です。南アフリカがサファリの中心地として名高い一方で、隣国モザンビークはその野生動物体験に美しいビーチと壮大な海中世界を加えてくれます。
モザンビークは全長2,470kmに及ぶ海岸線(ロンドンからイスタンブールまでの距離に相当)を持ちますが、1980〜90年代の内戦の影響でほとんど立ち入れませんでした。過去15年で時間が止まったかのように復活し、ゆっくりとした開発と厳格な保護法により、透明度の高い手付かずのビーチが守られています。
観光が拡大する中、モザンビークはモーリシャスやセーシェルといったインド洋のリゾートと肩を並べる存在になりつつあります。ここでは海の「ビッグファイブ」―ジンベエザメ、マンタ、ハンマーヘッド、リーフシャーク、ウミガメ―に出会えるのです。
ビーチでのんびり、フレッシュなシーフード、そしてリラックスしたイベリア風の雰囲気を楽しめる代表的エリアは、バザルート諸島です。ヴィランクロ(ヴィランクルス)付近に位置し、砂島が点在するこの地域はアフリカでも屈指のダイビングスポットが集中しています。諸島周辺全体が魅力的ですが、特におすすめは南へ90分のスピードボートで行くサン・セバスチャンです。
サン・セバスチャンは海底にそびえるサンゴの岩柱が特徴で、大型の遠洋魚が餌や交尾、清掃のために集まります。潮流が変わりやすく、深さは25〜40メートルと変化に富むため、上級ダイバー向けのポイントです。特に5月から12月中旬にかけては海中生物が活発で、11月には99%の確率でジンベエザメの群れと泳げます。
ダイビングが苦手な方でも、潮が引く大潮時にスノーケリングで深いリーフを探索できます。例えば「ツーマイルリーフ」では豊かな海藻が広がり、世界唯一のアフリカマナティー(海牛)のコロニーが残っています。絶滅危惧種であるマナティーは地元の研究者が朝の調査ボートで観察しており、旅行者も同行可能です。目撃は運次第ですが、日の出クルーズではウミガメが水面に浮上し、きらめく海が一層ロマンチックに映ります。
アクセス方法
まずヨハネスブルグ国際空港へ。ロンドン(1日複数便・約11時間)、シドニー(毎日・約12時間)、ニューヨーク(毎日・約15.5時間)など主要都市からの直行便があります。そこからモザンビークへは短時間で移動でき、ダイビングとサファリの両方を手軽に楽しめます。
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