彩り豊かな目的地で虹の全色を体験しよう
世界は鮮やかで魅力的な目的地にあふれ、旅行を文字通り・比喩的に色のスペクトラムへと変えてくれます。Lonely Planetは、初のカラー別ガイドブック『Travel by Color』で、400枚もの息を呑む写真とともに、ペルー・タンボパタ国立保護区の真紅のマカウからイングランド・ピーク・ディストリクトのエメラルドグリーンの丘まで、色彩豊かな場所とイベントを網羅しています。ここでは、私たちが厳選した虹色の旅先をご紹介し、冒険心を刺激します。


赤:ロシア・モスクワ、赤の広場(レッドスクエア)
ロシアの象徴的な広場、赤の広場は、イヴァン雷帝が建設を命じた聖バシリ教会がそびえ立ち、鮮やかなアンバー赤の塔と多彩な onion dome が特徴です。レーニン廟、カザン大聖堂、国立歴史博物館、ツァーリの塔など、周囲の建造物も赤系統の色彩で彩られています。イベントやリハーサルで閉鎖されることがあるので、事前に開館情報を確認しましょう。

橙:アメリカ・ニューイングランド
紅葉狩りの名所として知られるニューイングランドは、秋になると橙色の絨毯が広がります。スカーレットやサトウカエデ、白樺、ブナ、ドッグウッド、オークが織りなす色彩は、アウトドア愛好家にとって最高の舞台です。特にバーモント州のスムーグラーズ・ノッチやニューハンプシャー州のクロフォード・ノッチは、氷河が刻んだ古代の森と絶景が楽しめます。

黄:ポルトガル・リスボン
リスボンの象徴的な黄色いケーブルカーは、急勾配の街並みを楽に上がる手段として観光客に人気です。グロリア・エレベーター(エレバドール・ダ・グロリア)は、中心部のレストラドーレス広場とバイロ・アルトのサン・ペドロ・デ・アルカンタラ通りを結び、街全体を見渡す絶景を提供します。鮮やかな黄色の外装はリスボンのシンボルとして愛されています。

緑:日本・鎌倉
東京近郊の日帰り旅行としてだけでなく、鎌倉は海辺の静寂と深い癒しを提供します。北国寺の2,000本のモウソバンブーが作り出す緑のトンネルは、禅門の背後に立つ仏像を際立たせます。近くの京都・嵐山の竹林も、ロマンチックな嵯峨野トロッコ列車で訪れることができます。

青:アイスランド・ブルーラグーン
アイスランドを代表するブルーラグーンは、隣接するスヴァルツェンギ発電所から供給される乳白色の温泉です。海水70%、淡水30%のミネラル豊富な湯は、38℃に保たれ、シリカ泥や青緑藻が含まれています。冬季に入浴すれば、澄んだ空気と共にオーロラを見るチャンスも。

藍:サハラ砂漠
サハラを横断するタゥアレグの遊牧民にとって、藍色に染めたタゲルムスト(頭巾)は、日差し・風・砂から身を守る重要な装備です。成人男性だけが身に着けるこの伝統的な頭巾は、キャメルと水と共に、広大な砂丘の旅に欠かせません。

紫:フランス・プロヴァンス
プロヴァンスとコート・ダジュールは、夏になると一面に紫色のラベンダー畑が広がり、写真家に人気です。D8号線を走りながらヴァランソル高原へ向かうと、ラベンダーとひまわりが交錯する光景が楽しめます。ドローム地方のサウ、モンブラン=レ・バンや、セナンク修道院の近くでも美しい紫の風景が見られます。オリーブ畑や断崖、アルプスの山々と組み合わせて訪れるのがおすすめです。

虹:インド・ネパール(ホーリー)
春と愛を祝うヒンドゥー教の祭り、ホーリーはインドやネパールで行われる世界最大級の色彩祭です。参加者は粉末や液体の顔料を銃や風船で投げ合い、全身が鮮やかな色で染まります。色とりどりの喜びに浸りながら、忘れられない体験ができます。




