東アジアのクラフトビール革命:日本、台湾、韓国、中国への究極ガイド
東アジアでは、かつてのライトラガー中心の市場が、個性豊かなクラフトビールへと大きく変貌しています。ソウルや香港まで、各都市で味わえる注目のクラフトビールスポットをまとめました。
日本
日本は1990年代半ばに酒税法が緩和されて以降、クラフトビールの先駆けとして発展してきました。サッポロのような定番ラガーでも、寿司との相性は抜群です。

東京のPopeyeは、国内外のクラフトビールを70タップ以上取り揃える人気店。大阪では、Beer Belly(ミノウブルワリー直営)で約15本の自家ビールが楽しめます。すぐ近くのCraft Beer Bar Marcieroは、8本のローカルタップを回転させるミニ空間です。京都では、隠れた路地裏のBeer Komachi(facebook.com/beerkomachi)や、屋外ガレージバーのBungalow(bungalow.jp)がおすすめです。
中国

中国のクラフトビールは急速に拡大し、伝統的なライトラガーに代わる個性的な味わいが増えています。歴史的な胡同の路地で、アルコール度数7%のスコッチエールを楽しむ体験は格別です。

北京では、在住外国人が立ち上げたGreat Leap Brewingを筆頭に、Slow Boat BreweryやTipsy Faceが人気です。成都のBeer Nest(thebeernest.com)や南京のMaster Gao(twitter.com/MasterGaoCraft)も要チェック。北京のNBeer Pub(西城区胡同新天地1階、電話 +86 10 8328 8823)は、ロングリーパー・プラネットの書籍で作られたバーと多彩な中国産クラフトビールが魅力です。
韓国
韓国は大規模生産が義務付けられ、真正のマイクロブリュワリーは認められていませんが、契約醸造を活用したクラフトシーンが活況です。ソウルの若者や外国人コミュニティが支える品質の高いビールが揃います。

イテウォンはソウルのクラフト拠点。まずはCraftworks Taphouseで7本の自家醸造ビール、特にジリサンの『ムーンベア IPA』を堪能。そのすぐ隣にあるMagpie Brewing Co.は、屋外タップルームでペールエールや季節限定ラベンダービールを提供しています。最新のバー情報はSeoul Homebrewで確認できます。
台湾

2002年の規制緩和以降、台湾のクラフトビールは着実に成長中です。Le Blé d’Or(レ・ブレ・ドール)は、黒棗やはちみつといったローカル素材を活かしたビールで注目を集めています。台北のJolly Brewery + Restaurantや、Redpoint Brewing Company(Beer & Cheese Social Houseで提供)もおすすめです。
香港

限られたスペースが小規模醸造の障壁となりますが、Tipping Point Brewing Co.はアメリカンスタイルのエールを中心に、センターミッドの居心地の良いタップルームで提供しています。The Globeは輸入ビールとローカルビールの両方を揃え、HK Brewcraftは自家醸造者向けに原料やテイスティングイベントを提供しています。
北朝鮮

北朝鮮でもクラフトビールの試みが始まっています。英国の旧Ushers醸造所から輸入した設備で作られるTaedonggang(大同江)ビールは、ビールNo.1をはじめとした数種類があり、独自の『スチーム醸造』などの手法が用いられています。平壌のホテル内にあるマイクロブリュワリーは、Uri Toursの特別ツアーで見学可能です。




