ラテンアメリカでカカオツアーに参加すべき3つの理由
カカオはラテンアメリカが原産で、紀元前450年頃には発酵させたチョコレート飲料として楽しまれていました。何千年ものチョコレート文化を誇るラテンアメリカとカリブ海は、比類なきカカオツアーの舞台です。ここでは、チョコレート好きがぜひ訪れたい3つのおすすめスポットをご紹介します。

カカオの実は世界中で愛される甘味へと変身します。カカオの木は赤道の上下20度の範囲で自然に育ち、何世紀にもわたりラテンアメリカやカリブ海の先住民族にとって精神的な存在でもありました。そのため、ツアーは味覚だけでなく、文化や歴史を学べる貴重な体験となります。
コスタリカでブリブリ族の職人技を体感

北部コスタリカに暮らすブリブリ族は、400年以上にわたりカカオを栽培してきました。プエルト・ビエホのタラマンカ・チョコレートで開催される「Bean‑to‑Bar」クラスでは、同族の歴史と伝統を学べます。
この家族経営の有機カカオ農園は、豊かな植物園に囲まれ、30年にわたり受賞歴のあるチョコレートを生み出しています。外資系企業が所有していますが、主にブリブリ族の職人が手掛けています。
3時間のハンズオン体験では、カカオの栽培・豆の焙煎・バーの成形まで、すべて手作業で行います。特に豆の粉砕は鋳鉄製ミルで行うのが特徴です。

全てのチョコレートはグルテンフリーかつヴィーガン対応。ターメリック入りホワイトチョコレートなど、ユニークなフレーバーも試せます。職人はテンパリング時にクリスタルを混ぜ込むことがあり、癒しのエネルギーを宿すと信じられています。
クラスは月・水・金に開催され、料金は32米ドル(タラマンカ・チョコレート公式サイトから予約)。
ベリーズで有機カカオの森を散策

紀元前1000年頃、ベリーズのマヤ族はカカオを飲料として利用していました。高品質のカカオは祭司の供物に、低品質のものは通貨や薬として使われました。
コパル・ツリー・ロッジが提供する「Bean‑to‑Bar」クラスで、その歴史を体感できます。
ツアーは有機カカオの樹木の間を散策するところから始まり、接ぎ木技術で作られたプレミアムカカオを紹介。周囲にはコーヒー、バニラ、カルダモン、シナモン、オールスパイスといった香りが漂い、五感で楽しめます。
新鮮なカカオポッドの果肉を味見すると、完成したチョコレートとは全く違う酸味があることに驚くでしょう。
施設内では、焙煎・脱殻・コンチングを最新設備と火山岩のメタテ(手挽き石臼)で行い、最終的に自分だけのバーを作ります。各工程で試食できるので、変化を実感しながら進められます。
クラス料金は70米ドル。ベリーズ在住者はコンシェルジュ経由で予約、非居住者は24時間前の申し込みが必要です。
ドミニカのポワント・バプティストでローカルチョコレートを体験

ドミニカで最も有名なローカルチョコレートは、ポワント・バプティストにある小規模プランテーションです。到着時にツアーを依頼すれば、家族経営の独自プロセスを間近で見学できます。
この工房は10年以上にわたり島内の需要を満たすため、週に約500本のチョコレートバーを生産していますが、輸出はごくわずか。希少な現地産チョコレートを味わえる貴重な機会です。
すべての工程を自社で行い、自然発酵・日干し・焙煎・粉砕・リファインを地下の小さな作業室で実施しています。
ツアーは無料ですが、海塩など現地食材を加えたオリジナルバーはぜひ購入してください。
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