ケトルヒーローズ – 地元に還元するグルメポップコーン
サリー・J・クレイセン著
創業とミッション
2013年、兄弟のアーロンとルディ・シニキンは、地域に恩返しをすることを掲げたグルメポップコーンブランド「ケトルヒーローズ」を立ち上げました。最初はサブウェイのフランチャイズ経営に挑戦しましたが、地域密着感に欠けていると感じ、ポップコーン事業へ転換しました。
販売開始と拡大
農産物直売所や学校行事、アリゾナ・カーディナルスの試合などでフードトラックを使って販売を開始。その後、テンペに店舗と製造拠点を構え、従業員11名で1日約1,000ポンド(約450kg)のプレミアムポップコーンを生産しています。フライズ、ホールフーズ、AJ’sなどのスーパーマーケットや、ホームグッズ、バーミンガム、ロスといったディスカウント小売店へも全国配送しています。
商品ラインナップ
定番のバター味に加え、サウスウェストならではの「サボテンの実(プリックリーペア)」「ハッチ・グリーンチリ」「シナモンシュガー・チュロス」などの地域限定フレーバーを展開。特に人気なのは、ポルチーニとトリュフのチーズ風味「ポルチーニ・トリュフ・チェダー」や、低カロリーでスキニーポップに似た「ポップコーン・ゼン」などです。
「映画館のポップコーンのような味わいだけど、余分なカロリーはありません」とルディは語ります。「味は絞って徹底的に仕上げ、常にフレッシュさを保ちます」。
販売チャネルとカスタマイズ
店頭、オンライン、自然食品のディストリビューターを通じて西部諸州へも展開中。パッケージはもちろん、オリジナルラベルやロゴを入れたギフト缶も提供しています。フェアやイベントでは、モバイルフードトラックでの販売も行っています。
品質と安全性
全商品はグルテンフリー、GMOフリー、ナッツフリー、コーシャ認証を取得し、クリーンな原料で作られています。
社会貢献活動
「企業としての活動が停滞し、地域に十分貢献できていなかった」とルディは語ります。「本当にインパクトのあることをしたくて、ケトルヒーローズを作りました」。
結果として、楽しく高品質な商品が地域にポジティブな印象を残しています。
初期のパートナーはパット・ティルマン財団で、売上の一部が同財団の奨学金や活動に寄付されました。その他、乳がん研究、米国がん協会、地元のボーイズ&ガールズクラブ、ローカル・ファースト・アリゾナなど、多くの慈善活動を支援しています。最近では、ステートファーム・スタジアムでのCOVID-19ワクチン接種ボランティアにポップコーンのパレットを寄付しました。
「私たちは日々のヒーローを称えます。特に過去一年の困難を乗り越えた人々です」とルディは言います。「シンプルな楽しさで人々をつなげ、ポジティブなエネルギーを広げることがミッションです」。
「ポップコーンは祭りや映画、カーニバルの楽しい思い出と結びつきます。その上で寄付と組み合わせれば、まさにウィンウィンです」。





