新刊が世界中のウェス・アンダーソン美学を映し出す
ウェス・アンダーソン特有のビジュアルスタイル――ノスタルジックで緻密なデザイン、パステルカラーの配色、左右対称の構図、ヴィンテージ感あふれるディテール――は、彼の映画を通じて世界的にアイコン化されています。そんなアンダーソンの世界観を思い起こさせる実在のロケーションを訪れ、撮影したファンや旅行者の写真が、書籍『Accidentally Wes Anderson』に美しくまとめられました。
本書の特徴
本書は単なるビジュアルブックではなく、訪れる価値のあるユニークなスポットを紹介する旅行アトラスでもあります。監督自らが序文を書き下ろし、\"ここには約200か所のロケーションがあり、何十年も私を忙しくさせるでしょう。自分が偶然であることの意味がやっと分かりました。ありがとう。自分が意図的に存在する意味はまだわかりませんが、それは重要ではありません。\"と語っています。
本書は、インスタグラムで話題のアカウント @accidentallywesanderson(フォロワー数100万人超)を運営するウォリー・コーバルがキュレーション。2017年に個人の旅行バケットリストとして始めたプロジェクトが、アンダーソン作品に登場しそうな、視覚的に魅力的で歴史的価値のある場所を世界中から集めたものです。『The Royal Tenenbaums』や『The Grand Budapest Hotel』のシーンを思わせるロケーションが多数掲載されています。
大陸すべてを網羅した本書には、奇抜なランドマークや歴史的ホテル、絶景の水辺、ブティックショップ、趣ある住宅、レトロな交通手段などが登場。世界各地のフォトグラファーが撮影した例として、クロアチア・クルカ国立公園の1980年代風木製パンケーキスタンド、インド・ラジャスターン州のアーメル要塞の警備員、オーストラリア・パースのボードウォーク先端に佇む青いボートハウス、ポルトガル・リスボンの黄色いトラムなどがあります。
『Accidentally Wes Anderson』は10月に発売予定です。詳細や予約はリトル、ブラウン・アンド・カンパニーの公式サイトをご確認ください。
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