忘れられた海岸:カリフォルニアで人があまり通らない道をたどる旅
カリフォルニアに生まれ育った私ですが、これまであまり足を運んだことのなかった中央部の海岸線を最近初めて巡りました。南部や北部の有名スポット、ビッグサーやモントレー、サンタバーバラは観光客で賑わいますが、そこに比べて静かな区間は本物の魅力が残っています。パートナーのスコットとともに、車で隠れた宝石たちを探す旅に出ました。
モロベイ(カリフォルニア)
モロベイは、こじんまりとしたカフェやブティックが点在し、自然美が際立つ町です。街のシンボルは高さ約581フィート(約177メートル)の火山岩「モロロック」。チュマシュ族やサリナン族にとって聖なる場所とされています。
地元サーファーが「ザ・ロック」と呼ぶ砂浜のビーチブレイクは、右も左も一定の波が立ち、サーフィンが好きな人にはたまらないポイントです。水温が低かったため、私たちは3/2のウェットスーツを着て観戦に徹しました。
モロベイの宿泊先
予算重視なら、ウォーターフロントすぐのハーバーハウスインが便利です。中価格帯で快適に過ごしたいなら、アンダルシア風のインテリアと屋内ジャグジー、夜のワインレセプションが魅力のマスターピースホテルがおすすめです。
サンルイスポトル(カリフォルニア)
北カリフォルニアで育った私にとって、サンルイスポトルは理想的な大学タウンの象徴でした。今回の旅では、エル・チョロ地域日帰りエリアのキャンプ場でアウトドアを満喫。ハイシーズンはビーチサイトが1年前から埋まるほど人気です。
全63サイトが点在し、私たちが滞在した時は半数しか埋まっていなかったため、非常に静かでした。コイン式シャワーは1回につき25セント必要なので、予め小銭を用意しておくと急がずに済みます。
ホテル派の方には、ダウンタウンに位置し徒歩で観光が完結するグラナダホテル&ビストロが便利です。次回はビッグフォールズ・トレイルなどのハイキングもぜひ挑戦したいです。
ピスモビーチ(カリフォルニア)
4WDでのビーチキャンプを楽しみたいなら、オセアノ・デューンズが通年でサイトを提供しています。2WD車の場合は満潮前の低潮時に海岸線に沿って走り、砂に埋まらないよう注意が必要です。私たちも2WDの4ランナーで一度立ち往生しましたが、セルフリカバリーに成功しました。
ATVのレンタルは2時間で55〜60ドル程度。デューンズを自由に駆け巡ることができます。サーフィンはピスモピアや砂丘でも楽しめ、夏のゆったりした波が心地よいです。
必ず立ち寄りたいのが、スプラッシュカフェの賞を受賞したクラムチャウダー。パンボウルで提供され、2人分が一杯です。蒸しホタテやムール貝も一緒に味わえるので、貝が苦手な人でも満足できる一品です。
ジャラマ州立ビーチ(カリフォルニア)
ハイウェイ1を南へ約2時間進むと、ジャラマビーチがあります。全長14.5マイルの曲がりくねった道を走り抜けた先に広がるのは、混雑の少ない広大な砂浜と、冬の大型波が来ても安定したサーフポイントです。
予約は不要ですが、平日やオフシーズンの早朝に訪れると、好位置を確保しやすくなります。ビーチ内のジャラマビーチ・ストア&グリルでは、世界的に有名な「ジャラマバーガー」をぜひ味わってください。
中央カリフォルニア特有の田舎らしい雰囲気は、他の地域とは一線を画します。私たちは何度もこの海岸に戻ってきましたし、ビッグサーにも足を伸ばしています。まだ訪れたことがない方は、ぜひこの忘れられた海岸を体験してみてください。




