子どもとインド旅行を楽しむための5つのヒント
All photos by Christine Chitnis.
はじめに
小さな子どもがいると、冒険的な旅行は遠い夢に思えるかもしれません。でも、余裕のあるスナックと柔軟な心さえあれば、子どもと一緒に旅することは最高の体験になります。ジャーナリストで料理本作家のクリスティーン・チトニスは、夫のインド出張に合わせて、2人の子ども(1歳と3歳)と1か月間インドを旅しました。観光地を回るのではなく、現地の人々や風景と直接触れ合うシンプルな体験を選んだ結果、期待以上の充実感を得られ、子どもがいても冒険は続けられることを実感したと語っています。
インドでの実体験
夫はインド系で、ヒンディー語とベンガル語が流暢です。長年インドに滞在経験があり、ビジネスでも頻繁に訪れます。私たちは夫の出張に合わせてデリーへ行き、そこから数週間の家族旅行を追加しました。飛行時間16時間以上、衛生状態への不安、マラリアなどのリスク、さらにはオムツをはいたままの子どもたち…普通なら誰も挑戦しないように思える旅でしたが、実際にやってみると、色彩豊かで息をのむほど美しい体験が待っていました。

Amer Fortでの家族旅行成功例。

デリー国立鉄道博物館、ジャイプールのサース・バフ寺院、ロディ・ガーデンなどを巡る。
子どもと旅行するための実用的なコツ
まずは基本を押さえておきましょう。好きなスナック(グラハムクラッカー、アップルソース、ララバー、ターキージャーキー、トレイルミックス)をたっぷり用意し、ブランキーやぬいぐるみ、ナイトライト、お気に入りの本やおもちゃを持参します。小型のDVDプレーヤーや新しいおもちゃ、クレヨン・紙・ステッカーなど、長時間の移動で飽きさせないアイテムも忘れずに。さらに、以下の5つのポイントを参考にしてください。
1. 育児の基準を緩める
旅行先では、子どもが快適に過ごせるように普段のルールを柔軟に変えることが大切です。チョコチップパンケーキが食べたければ作る、宮殿を出たくなったら小さなキャンディを差し出す、といった小さなご褒美や妥協が、全員のストレスを減らします。また、携帯DVDプレーヤーとイヤホンでエルモを見せるなど、普段は制限している画面時間を緩めても構いません。

Amer Fortでの笑顔(ジャイプール)。

プロのコツ:デリー国立鉄道博物館は、幼児が思い切り走り回れる最高の場所です。
2. 子どもに自由なスペースを与える
汚れた水や混雑した通り、野良犬、食中毒のリスクなど、第三世界の環境は不安がつきものです。しかし、子どもたちに安全なオープンスペースを探して探検させることは、好奇心を育む絶好の機会です。農場や村、広い中庭のある宮殿、迷路のようなトンネルのある砦、そして公園など、走り回れる場所をスケジュールに組み込みましょう。デリーでもロディ・ガーデンは広々とした緑地で、即席サッカーが楽しめました。

予期せぬ出会いが生む、即興のプレイデート。
3. 「あまり好きでない」おもちゃを持参し、現地の子どもにプレゼントする
訪れる先々で、現地の子どもたちと遊びたがります。そんなときは、余分に小さなおもちゃを1袋持っていき、出会った子どもに差し出すと、自然と交流が生まれます。大切なお気に入りは車内に残しておくことで、子どもが手放した後に後悔しないよう配慮しましょう。過密な村で子どもが取り合いになる場合は、すぐに回収して終了です。状況判断が鍵ですが、家族同士の交流ではとても有効です。
4. 快適な宿泊施設に投資する
20代での一人旅やカップル旅行なら、多少の不快さは我慢できますが、幼児がいると睡眠不足は大問題です。部屋や貸別荘は、子どもが十分に休める広さ・ベッド数が確保できるものを選びましょう。4人が1つのベッドで寝るような節約は、結局は疲労と不機嫌につながります。ナイトライトやお気に入りのブランキーを持ち込むと、より安心です。

野菜市場は幼児にとっての楽園です。
5. 計画にこだわりすぎず、流れに身を任せる
期待や厳格なスケジュールに縛られないことが、最高の思い出を作ります。ある朝、子どもたちが疲れていたので予定をキャンセルし、ウダイプール郊外をドライブ。偶然、農家の大家族が昼食に招いてくれ、子どもたちは土遊びで夢中に。私たちはゆっくりとした午後を過ごし、計画外の出会いが旅のハイライトとなりました。
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