台湾・藍染めワークショップで感じるスパークリング・ジョイ
山奥の古民家で自分だけの藍染めテキスタイルを染める体験をしています。意外なことに舞台は日本ではなく台湾です。実はこの国にも藍染めの長い歴史があり、喜びに満ちています。
台湾・三義郷(SANYI TOWNSHIP)――小学校3年生のときに作ったタイダイシャツを覚えていますか? 先週、クローゼットからあのシャツを片付けたばかりのあなたへ。
そんなあなたに朗報です。藍染めは、タイダイの洗練された大人バージョン。新しい布製品で暮らしを彩りたくなるはずです。
藍染めといえば日本の深い藍色を思い浮かべる人が多いですが、実は台湾にも古くからの藍染め文化があります。藍の原料は、湿度の高い山岳地帯でよく育つ「アッサム藍」(Strobilanthes cusia)などの植物を収穫し、発酵させて作ります。(台湾はほぼ全土が湿潤な山島です。)
今回の台湾旅行で、台北から南へ約2時間の山間の村・双潭(Shuangtan)にある「卓也小屋(Zhuo Ye Cottage)」で藍染めワークショップに参加しました。このスタジオは定期的に講座を開催するほか、家族経営の民宿、ベジタリアンレストラン、ショップも併設しています。
雨の降る夕方、約20名が長机が並ぶ部屋に集まりました。各テーブルには、輪ゴム、使い捨て箸、太さの異なるアイスキャンディー棒、そして白い正方形の布が用意されました。
まずは藍の製造工程(手間はかかりますが完全自然)についての簡単な説明があり、講師が「結び方」「折り方」「固定方法」を実演。結び目や折り目にこだわりすぎる人もいれば、どの柄にするか迷う人もいました。
折りたたんだ布が完成したら、いよいよ染色です。ネイビーブルーのエプロンとゴム手袋を装着し、スタジオの奥へ移動。発酵した藍液の強い匂いが漂い、巨大なタンクが3つ並んでいました。
染色手順はシンプルです。
- 布を水に浸し、完全に濡らす。
- タンクに入れ、2分間マッサージして染料を繊維にしっかり浸透させる。
- 流水で洗い流し、酸化を促進。これにより緑色から濃い藍色に変化します。
- 同じ手順をもう一度繰り返す。
最後に洗濯機で軽く脱水すれば完了です。
いよいよ結果発表の時間。棒や輪ゴムを外すと、部屋中に歓声と笑い声が広がります。まるで小学校3年生に戻ったかのような感覚でした。
旅行プラン
台北から南へ約2時間ドライブ、または三義駅まで電車・バスで移動し、そこからタクシーで15分ほどです。
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