台湾:食通が夢中になる魅惑のグルメ天国
アジア各地の食通が、東シナ海に浮かぶ宝石・台湾へ、熱々の餃子や刺激的な臭豆腐串を求めて殺到しています。
台湾の食シーンはかつてないほど活気に満ちています。受賞歴のあるシェフや活気ある夜市、台北の新興高級レストランは、東京や香港、シンガポールに匹敵します。
本格フュージョン料理

「フュージョン」はしばしば流行語として使われますが、台湾は本物の融合を体現しています。ポルトガル、オランダ、スペイン、日本、そして中国の料理文化が現地の食材と混ざり合い、見慣れた中華まんや日本の寿司を思わせつつも、独自の味わいを生み出しています。
豊かな自然が食材に反映され、鮮度抜群の海産物や山野の野草、果実、イノシシなどが日常的にテーブルに並びます。冒険心旺盛な食通には、予想外の大胆な料理が待ち受けています。
必食メニュー
- 小籠包:蒸し器の中で湯気と共にジューシーなスープが溢れる上海風の豚肉餃子。最初の一口は熱いスープに注意。
- 牛肉麺:台北の定番、柔らかい牛すじと白菜を卵麺と共に、あっさりしたスープで煮込んだ一品。時差ぼけに効きます。
- 担仔麺:豚肉と卵を乗せ、エビの出汁が効いた熱々の麺。
- 蔥抓餅:塩と胡椒で味付けしたパリパリのネギパンケーキ。
- 刈包:柔らかい豚バラ肉を蒸しパンに挟み、ピクルス、ピーナッツパウダー、シラントロで仕上げた絶品。
冒険的な食体験

- 臭豆腐:発酵・揚げた「臭豆腐」。強烈な匂いは遠くからでも分かります。
- イカ:どこでも見かける定番。塩胡椒で揚げても、炭火で焼いても美味。
- 揚げミミズ:金門など沿岸で人気。もやしとキノコと共に炒めたローカルフード。
- 豚腸:炒め物、スープ、揚げ物など多彩に調理される、好まれる内臓料理。
- 皮蛋(千年卵):灰・土・石灰・塩で保存し、ゼリー状の食感と酸味が特徴。
- 牡蠣オムレツ:豚脂と新鮮な牡蠣、濃厚なソースで仕上げた一品。
代表的なドリンク
- タピオカミルクティー:ウーロン茶にコンデンスミルク、もちもちタピオカを加えた台湾発のバブルティー。太いストローで飲むのが楽しい。
- ウーロン茶:18世紀に栽培が始まり、阿里山の高山ウーロンは世界的に評価されています。
- コーヒー:夜遅くまで営業する露店や、ラテアートが楽しめるこだわりのカフェが充実。
- 台湾ビール:爽やかなラガーは屋台の軽食と相性抜群。台北のクラフトシーンはJollysでチェック。
食事体験

台湾では、路上のプラスチックスツールに座る屋台から、洗練されたレストランまで、様々な食空間が楽しめます。伝統的な店は回転テーブルでシェアプレートを提供し、夜市はスナック文化の中心です。台北・高雄では、鼎泰豊や金龍などの老舗、永康街のJames Kitchenのモダンな料理、ハローキティスイーツやモダン・トイレットといったテーマレストランも人気です。
夜市の極意
台湾の夜市は世界クラスの規模と質を誇り、地方自治体の政策で屋台営業が自由に行える環境が整っています。街中に溶け込み、立ち並ぶ屋台は香ばしい匂いで通行人を惹きつけます。祭りの時は必ずイカや臭豆腐の屋台が目立ちます。

屋台はスティックや紙袋で手軽に持ち帰れ、スープ系は座って食べられるスペースがあります。台北の観光客で混み合う士林夜市は避け、地元が利用する本格的な夜市を巡りましょう。多くの店は土産物の販売も兼ねているので、自由に歩き回り、直感で食べるのが醍醐味です。
さらに詳しく知りたい方は『台湾の絶品ストリートフード』コレクションをご覧ください。
メーガン・イーヴスはLonely Planetの北アジア担当編集者で、餃子と夜市のエキスパートです。Twitter @megoizzy でフォローできます。
メーガンは台湾外交部の支援で取材を行いましたが、Lonely Planetは編集独立性を保ち、取材費やインセンティブは受け取っていません。




