心と体をデトックス—バリ・ジャングルのスカバティ・アーユルヴェーダ・リトリート&スパでの体験
旅行のたびに少しでもリラックスできる時間を作ろうとしています。『The Travelling Light』のノマド系フリーランスマーケティングストラテジスト兼グラフィックデザイナー、ケイティ・マックノルティは、2015年の『24 Favorite Travel Blogs and Websites』に選ばれたブログのひとつです。彼女はこの目標をさらに一歩進め、バリのジャングルにある10日間のアーユルヴェーダリトリートを予約しました。少し羨ましいという言葉では足りません。
インドネシア・バリ、ベベンガン―私はスカバティ・アーユルヴェーダ・リトリート&スパで、パーンチャカルマ(Panchakarma)プログラムによる10日間のデトックスを体験しました。日常の喧騒と誘惑から離れ、心・体・魂をリセットしたいと考えてのことです。
スカバティでは食事やスパ、プールでのひとときを楽しむだけでなく、深いレベルでの健康とウェルネスに触れました。古代インドのヴェーダ哲学に基づくアーユルヴェーダの全体的な心身の調和に魅了されたのです。

アーユルヴェーダは文字通り「生命の科学」を意味します。心・体・魂を総合的に健康に保ち、真の自己実現へと導くことを目的としています。

スカバティ CEO・創設者 スティーブ・グリフィス
このリトリートは、アーユルヴェーダと超越瞑想の指導者であり、インドでマハリシ・マヘーシュ・ヨギと長年共に活動したスティーブ・グリフィスが設立しました。単なる贅沢を超えて、アーユルヴェーダ的な生活様式がもたらす長期的な恩恵を、美しく快適な環境で体感・学習できることが目的です。
パーンチャカルマプログラムでは、日々の治療セッション、ヨガ、ベジタリアン食が組み合わさり、体内の毒素を排出しながら回復を促します。真剣なプログラムながら、至福の贅沢さも味わえるのが特徴です。



典型的な1日
朝のヨガ
毎朝7時に、バリのローカル教師アゴンとグルジが率いる屋外パビリオンでヨガが始まります。まずは笑いヨガで心を解きほぐし、続いてプラーナーヤーマ(呼吸法)と優しいヨガで体に意識を向け、朝食前に20分の瞑想を行います。
このルーティンを10日間続けた結果、日常生活でも短時間のヨガを取り入れやすくなりました。



朝のトリートメント
朝食後は、緑豊かなジャングルの斜面に面した静かなトリートメントルームへ。そこでアーユルヴェーダ医師が個々の体質とバランスに合わせた施術を提案します。多くの日はアバヤンガ(Abhyanga)とシローダラ(Shirodhara)が中心です。
アバヤンガは、温めたハーブ入りごま油を全身に塗り込み、足先から首までの順にマッサージすることで、体内の毒素を外部へと排出させるリズミカルな施術です。
続くシローダラは、頭上に置かれた油の容器からゆっくりと滴る温油が額に流れ落ち、心を落ち着かせます。多くの場合、この時点で自然に眠りに落ちてしまいます。
他にも、蒸気療法のスウェーダナ(Swedana)や、スパイスを全身にまぶして磨き上げるウブタン(Ubtan)などがあります。
施術後は、深いリラックスと感謝の気持ち、そして何よりも大きな平和感に包まれます。

昼食
参加者全員が大きな木造のオープンエアパビリオンで食事を共にします。アーユルヴェーダ式バリ米、野菜カレー、そして必ず出るダール(豆のスープ)が並びます。
食事は量が多く、栄養価が高いだけでなく、これまで味わったことのないほど美味しいベジタリアン料理です。生野菜や淡白なスープだけのプログラムと比べ、料理への愛着が湧き、帰宅後にレシピブックを持ち帰るゲストも多数います。

フェイシャル
午後は専用ヴィラでフェイシャルを受けます。四柱ベッドに横たわりながら、ナチュラルクリームでクレンジング、マッサージ、角質除去が行われます。


リラックスタイム
午後はヴィラやプールサイドで読書や何もしない時間を過ごします。静かな自然に包まれた中で、心身ともに完全に休むことができます。

夕食
再びパビリオンに戻り、もう一度心と体を満たす食事を楽しみます。食事は味覚だけでなく、精神と魂にも刺激を与えてくれます。参加者同士の対話も自然で平和な雰囲気の中で深まります。


早めの就寝
夜は街の騒音がなく、ジャングルの音だけが聞こえる理想的な環境です。プールでのひと泳ぎや、何もしない時間を過ごすのに最適です(テレビは推奨されません)。アーユルヴェーダ医師の指示で、毎晩10時に就寝し、翌日のエネルギー回復に備えました。
このリトリートはデトックスが目的でしたが、得られた知識と体全体への新たな理解は計り知れません。10日間のアーユルヴェーダ体験は日常生活にも根付いており、心・体・魂が以前よりも格段に良くなったと実感しています。




