チェーホフが語るシベリアのパリ、イルクーツク
世界一周の旅を続ける写真家マリアンナ・ジャマディは、ロシア・イルクーツクに足を踏み入れました。チェーホフがかつて「シベリアのパリ」と称したこの街は、1825年当時の姿とは大きく異なります。しかし、朽ちかけた建物の中にも独特の美しさを見出したのです。
時代を超えた建築群
イルクーツクは、ニューオーリンズを思わせる木造建築と、ソ連時代のブロック住宅が混在する独特の街並みです。木造の家屋は色鮮やかな装飾が施され、寒冷なシベリアの風景に温もりを添えます。一方、ソ連式の高層住宅は機能性と統制を象徴し、都市の歴史的層を形成しています。
ジャマディは、過去と現在が交錯するこの風景をレンズに収め、シベリアの新たな魅力を世界に伝えています。




