ロード・トリップ:メキシコシティ、3日目
はじめに
メキシコシティでの最終日、パビアはポランコとサン・アンヘル・バザールを巡り、極上の食事を堪能します。
現地の人と食卓を囲む喜び
旅行の醍醐味は、地元の人々と食事を共にすることです。短い週末でも、良いガイドがいれば文化の奥深さに触れられます。
出会いと友情
親友のジュリーと共に、サミュエル・レイゾレックとガストン・パヴロヴィチという二人のメキシコ人と多くの時間を過ごしました。名前はラテン系ではありませんが、メキシコシティはポーランド、フランス、クロアチア系の欧州系住民も多く、黒い先住民と白い欧州系が混在する独特の雰囲気があります。先住民というアイデンティティは誇りとして受け止められています。
ポランコでの滞在 – ラス・アルコバス
サミュエルが経営する豪華ホテル Las Alcobas に宿泊。ポランコはメキシコシティでも最もブリオッシュなエリアで、屋外レストランや手入れの行き届いた公園、カルロス・スリムが所有する Museo Soumaya、ブルガリーからゼニアまでのブティックが立ち並びます。歩きやすく、滞在したくなる快適さです。枕はふかふか、ベッドは極上、朝食の卵やカクテルクッキーは格別でした。
ルイス・バラガンの家を訪れる
メキシコ建築の巨匠、ルイス・バラガンの家とスタジオは保存状態が良く、予約制ですが訪れる価値あり。中世的な静謐さとモダンさが融合した空間です。
ランチ – コンラマール
コンデサにある人気店 Contramar でサミュエルとランチ。ツナ・トスタダに一口かじると、ジュリーは「世界最高のレストラン」と絶賛。その後の魚のカルニタス、ガカモレ、テキーラ、シラントロと赤唐辛子のローストフィッシュ、そしてイチジクタルトまで、全てが完璧でした。
サン・アンヘル・バザールでのショッピング
土曜のフリーマーケットはどこへ行くか迷いましたが、サミュエルの提案でサン・アンヘル・バザールへ。テキーラブランド Casa Dragones の創業者ベルト・ゴンザレスから、瓶の彫刻師ホセ・クルス・ギジェンを探すよう助言されました。市場はブエノスアイレスのサン・テルモやパリのプス・ド・クリニャンクールほど大規模ではありませんが、見事に彼を見つけ、彫刻入りガラスピッチャーを購入しました。
ポランコでのショッピング – コモン・ピープル
ベルエポック様式の邸宅にある Common People は、コレットのように商品が美しく陳列されたブティック。店員が写真撮影を禁止し、過剰に高価な民族刺繍のベッドカバーやビキニショップで販売されていたセルライト除去マシンなど、ユーモアのない豪華さが漂います。
最後の晩餐 – プホール
世界的に評価されるレストラン Pujol で締めくくり。暗めの落ち着いたダイニングは、エンリケ・オルベラシェフの革新的料理に焦点を当てています。アボカドの薄切りで包んだシーフードや、濃厚ながら繊細なチチロ・ネグロ・モレソースは、何度も夢に出てきそうです。
政治と芸術の交差点
ガストンは大学時代の友人ジュリーと再会し、現在はジョセフィナ・バスケス・モタ氏の大統領選キャンペーンに関わるほか、映画 El Estudiante で多数の賞を受賞した脚本家でもあります。滞在中にメキシコ内務大臣フランシスコ・ブレイク・モラら7名がヘリコプター事故で死亡するという悲劇が起き、ガストンは政府関係者との会合や葬儀の合間に私たちと時間を過ごしました。ニューヨーク・タイムズの報道と彼の内部視点が交錯し、事故の真相については議論が続きます。
まだまだ新しい発見があり、次回の訪問が待ち遠しいです。
メキシコシティの旅は、1日目と2日目の記事をご覧ください。




