ニューオーリンズ以外で楽しむマルディグラ
マルディグラ(フランス語で「脂の火曜日」)は、四旬節が始まる前の最後の祝祭日です。米国では主にニューオーリンズの華やかなパレードで知られていますが、国内各地でも独自のカーニバルが開催されています。ここでは、遠くへ行かずに体験できる、米国のマルディグラスポットをご紹介します。
モービル(アラバマ州) – 米国最古のマルディグラ
ニューオーリンズに次ぐ規模を誇るモービルのマルディグラは、1703年に初めて行われた史上最古の祭りです。参加者は「ミスティック・ソサエティ」と呼ばれる秘密結社に属し、ビーズやお菓子、トークンをフロートから投げ入れます。特に有名なのは、モービル発祥のラップされたデザート「ムーンパイ」の投げ入れです。
ペンサコーラ(フロリダ州) – 家族向けのカーニバル
ペンサコーラのマルディグラは、1874年に遡る伝統を持ち、子ども連れでも楽しめるイベントが豊富です。地元のクルー(組織)がフロートや仮面舞踏会を企画し、金曜の夜から始まる一連のパレードは、日曜の夕方にビーチで開催される「クルー・オブ・レックス」パレードでクライマックスを迎えます。
サンフランシスコ・カーニバル
サンフランシスコのミッション地区で行われるカーニバルは、春に開催される点が特徴です。ジャズバンドやダンス、カーニバル王と女王の戴冠式が行われ、2014年はメモリアルデー週末(5月24〜25日)に開催されました。ニューメキシコの伝統的な日程とは異なりますが、色彩豊かなパレードは見逃せません。
フィラデルフィア – 兄弟愛の街で味わうマルディグラ
フィラデルフィアでもマルディグラの雰囲気が広がります。2014年には「ワイルド・ボヘミアンズ」30回目のジャズショーがWorld Café Liveで開催され、ビーズが飛び交う中、クレオール料理店Catahoula(775 S. Front Street)でエビのレムラードやクレオール・ガンボなど本場の味が楽しめます。
ガルベストン(テキサス州) – テキサス流の華麗さ
ガルベストンのマルディグラは、5kmマラソンやゴルフカートパレードなどユニークなイベントが目白押しです。第29回目となるミューマーズ(フィラデルフィア発のコスチュームバンド)も参加し、テキサスらしい賑やかさを演出します。
キングケーキ – どこでも楽しめるニューオーリンズの味
旅行先にマルディグラがなくても、キングケーキさえあれば気軽にお祭り気分が味わえます。緑・金・紫の砂糖で彩られた甘いパイの中には、プラスチック製の赤ん坊が隠されています。赤ん坊が入った切れ端を受け取った人は、来年のパーティーを主催する役目です。地元のベーカリーで手に入らない場合は、Haydel's Bakery、Randazzo's Camellia City Bakery、Cannata's King Cakes など、ニューオーリンズのベーカリーが全国へ発送しています。




