ハワイへの荷造り:過去と現在—4月までにネルソン
はじめに
航空会社の無料荷物許容量は25ポンド(約11kg)です。この制限の中で、ハワイ旅行のために何を持っていくか悩む人は多いでしょう。水着、歯ブラシ、日焼け止め、軽食…? もしハワイへ移住するなら、衣類や靴、写真が入ったノートパソコン、そして家族のペットまで必要になるかもしれません。
先住民の荷造りはどうだったか
タヒチからハワイへ向かった最初のポリネシア人たちも、何を持っていくかで頭を悩ませました。2,600マイル(約4,200km)もの航海をカヌーで行い、無人島に上陸した後の生活を支えるために、必需品だけを積んで出発したのです。ロサンゼルスからコナまでの距離と同じですが、飛行機で数時間で済むところを、彼らは数週間の航海で乗り越えました。
では、実際に何を持って行ったのか?

動物
ペットとしての犬や猫ではなく、鶏、豚、犬を持ち込みました。これらは上陸後の食料源となり、漁獲が乏しい時にはカヌー上での緊急食料としても活用されました。
カヌー用植物
装飾用の花や庭園は持ち込まず、生存に直結する植物だけを選びました。タロイモ、ココナッツ、パンノキ、サツマイモ、サトウキビ、バナナはハワイ初期の農業の基礎となります。ノニ、アワプヒ、アワといった薬草は病気予防や治療に使われました。ククイ(キャンドルナッツ)は樹脂や油、灯油、染料、木材として利用され、ティ(タロイモの葉)は食べ物の包装や雨具、サンダル、護符など多用途に活用されました。これらの植物は現在でも栽培・利用されており、先住民の先見性と知恵がうかがえます。

現代の体験ツアーで学ぶ
コハラ滝探検ツアーでは、湿地タロイモ栽培に使われた古代ハワイの段々畑(ロイ)を見学できます。また、マウナケア航海ツアーでは、太陽・月・星・波のパターン・鳥の動きを頼りに航海した勇敢な航海者たちと、彼らが運んだ貴重な植物・動物について学べます。
次にハワイに上陸したときは、タロチップスやポーク・ラウラウ、冷たいココナッツをぜひ味わってみてください。これらは千年前の先住民が慎重に選んだ荷物のおかげで、今も私たちの食卓に届いているのです。




