マクドナルド天文台:西テキサスの星空体験
西テキサス・フォート・デイビスに位置するマクドナルド天文台は、週3回開催されるスター・パーティーへの参加が最も人気のチケットです。ロック山とフォークス山の山頂に立ち、米本土でも屈指の暗闇空を誇ります。この手つかずの環境で、街灯の光害から解放された星や惑星、星座、流星を鮮明に観測できます。2時間にわたるスター・パーティーでは、専門スタッフが主要な星や星座を紹介し、その後望遠鏡での観測時間が設けられ、没入感のある夜空体験が楽しめます。
マクドナルド天文台は世界最大級の望遠鏡を多数保有し、昼間も魅力的です。研究用望遠鏡のガイドツアーが週数回開催され、来訪者センターのフィルター付き望遠鏡で安全に太陽観測が可能です。一般入場券を購入すれば、ロック山とフォークス山の自己案内ツアー、展示ギャラリー、ギフトショップへの入場ができます。
オースティンから西へ約450マイル、ダラスから南西へ約520マイルの場所にあり、日曜と月曜は休館です。スター・パーティーは火曜・金曜・土曜に開催され、季節により開始時間が変わります。予約は最低2週間前に行うことをおすすめします。

マクドナルド天文台の歴史
テキサス大学オースティン校の天文学プログラムの重要な研究拠点である同天文台は、銀行家・弁護士ウィリアム・J・マクドナルドが1926年に遺産の大部分を寄付して建設が実現しました。
1936年に稼働を開始した2.1メートル口径のストルーベ望遠鏡は、当時世界で2番目に大型の望遠鏡で、現在もアップグレードされた装置で稼働しています。1968年には2.7メートル口径のハーラン・J・スミス望遠鏡が続き、1997年に奉献された11メートル口径のホビー・エベレート望遠鏡は、2017年に改良され、光学望遠鏡としては世界最大級に位置付けられ、星や銀河の光、暗黒エネルギーなどを研究しています。敷地内にはさらに小型望遠鏡が点在しています。
現在、天文台は米国の大学と協力し、チリに建設中の巨大マゼラン望遠鏡(25メートル、7枚鏡)プロジェクトにも参画しており、2029年の運用開始を目指しています。
スター・パーティーの必須情報
火曜・金曜・土曜の夕方、屋外円形劇場でスタッフがオリエンテーションを行い、30分間の星座ツアーで神話と科学を交えて星空を案内します。晴天時には天の川が鮮やかに見え、ツアー終了後はレベッカ・ゲイル望遠鏡公園で90分間の望遠鏡観測が続き、スタッフが質問に答えてくれます。
※研究用望遠鏡はデータ収集が目的で、一般公開用の観測は行われません。

持ち物のおすすめ
双眼鏡は歓迎ですが、暗闇を守るため白色の懐中電灯は避け、赤色ライトやヘッドランプを使用してください。明るいカメラ画面やフラッシュ撮影も控えましょう。標高が高いため、気温は山麓より約10°F(約5.5°C)低く、重ね着とブランケットの持参をおすすめします。
訪問のベストシーズン
新月前後(上弦の月または下弦の月)に予約すると、星や天の川の視認性が最も高まります。満月は星の光をかなり弱めます。秋は最も澄んだ空が期待でき、7〜8月は雨が多くなる傾向があります。
昼間のプログラム
一般入場($3)で来訪者センター、展示、ロック山(ストルーベ・ハーラン・J・スミス望遠鏡)とフォークス山(ホビー・エベレート望遠鏡)の自己案内ツアーが利用可能です。ホビー・エベレートはジョージ・T・アベルギャラリーからドーム内部を見学できます。各山間は車で移動します。
ガイドツアーは大人$10、5歳以下は$5(シニア・軍人は$8)で、ハーラン・J・スミスとホビー・エベレートのドーム内部を見学し、歴史・設計・研究内容を解説します。太陽観測は$5で、火曜・金曜・土曜の午後1時頃にフィルター付き望遠鏡で安全に太陽画像をスクリーンに投影し、専門家の解説が聞けます(45分)。
暗黒空の保護活動
西テキサスの極上の暗闇空は最高の星空観測地ですが、開発による光害が脅威となっています。マクドナルド天文台はビッグベンド国立公園やビッグベンドランチ州立公園と連携し、照明設備の点検・改修、暗黒空推進活動、一般向け教育を行っています。
訪問計画
営業日は火曜〜土曜の10:00〜17:00(中央標準時/夏時間)です。料金は以下の通りです:一般入場 $3、ガイドツアー 大人 $10/子供(5歳以下) $5(シニア・軍人 $8)、スター・パーティー 大人 $25/子供 $5(シニア・軍人 $20)、太陽観測 $5。電話 432-426-3640 または公式ウェブサイトでアクセシビリティ情報をご確認ください。




