ブライトンで迎える第25回プライドフェスティバル ― 多様性のカーニバル
イギリスの海辺の街、寛容さと多様性で名高いブライトンは、スローガン「多様性のカーニバル」のもと、25回目のプライドフェスティバルを開催しました。英国の変わりやすい天候のせいで、プライドは雨や日差しに左右されがちです。雨に濡れた寒い朝に到着した私は、週末が台無しになるのではと心配しました。
しかし金曜日の朝は快晴で、街全体に祭りの雰囲気がすでに漂っていました。

通常は16万人が訪れるこのイベントは、記念すべき今年は約20万人に上ると予想されました。イングランドでも最も活気ある街のひとつを頻繁に訪れる私にとって、タイミングは完璧でした。

木曜の到着時、通りは虹色の旗で埋め尽くされ、これまで参加したどのプライドよりも華やかでした。ブライトンのリベラルな雰囲気は、同性カップルが当たり前に暮らし、クラスメートの性別移行も自然に受け入れられるという形で表れています。
ロンドンに次ぐ英国第2位の規模を誇るブライトン・プライドは、金曜の夜から月曜の朝まで街全体が祭り空間に変わります。Preston Park では大型の遊園地が設置され、Kemptown のゲイヴィレッジでは通りパーティーや屋外DJ、歩道バーが賑わいます。

パレードは色とりどりのフロートが連なり、25年の歩みを祝うと同時に、同性愛がまだ違法とされ死刑が科される国もあることを訴えました。政治団体、ダンスチーム、ダイバー、ランナーなど多様な参加者が、家族連れや友人カップル(LGBTQ+・ストレート問わず)や犬まで、幅広い観客の応援を受けました。




海辺から出発し、警備チェックで若干遅れたものの、観客の波に乗ってPreston Park へと進みました。


Preston Park の会場は、典型的なプライドよりも大型音楽フェスに近い雰囲気で、8,000人収容のテント、バー、フードスタンド、グッズ販売、乗り物、キャバレー、メインステージがひしめき合いました。

出演者は The Human League、Mary Lambert、Ella Henderson、Ms Dynamite、Tulisa らが顔を揃え、Fatboy Slim の DJ がフロアを熱くし、Ruby Rose が Girls Dance Tent で圧巻のパフォーマンスを披露しました。来場者は約40,000人で、LGBTQ+ 以外の同盟者も多数参加。チケットは 16 ポンドで、ラインナップ・エンターテイメント・セキュリティを考えると極めてコストパフォーマンスが高いと言えます。



Park のイベントが終わると、Kemptown の Village Party に約30,000人が集まり、Revenge、Terrace Bar、Legends といった会場から車の通行止めとなった通りへと流れ出しました。
日曜日も太陽が照らす中でダンスが続き、スタミナとエネルギーに圧倒されました。

疲れながらも興奮した私は、必ずまた戻ってくると心に決めました。この音楽に支えられた祝祭は、すべての人をひとつに結びつける力があります。


ブライトン・プライド期間の宿泊先
個性的な B&B を探すなら、Kemptown にあるおしゃれな Snooze が便利です。予算重視の旅行者には、ビーチとパーティーにすぐ近くの YHA Hostel が最適です。

追加情報
来年のラインナップやルート、イベント詳細は Brighton-Pride.org をご確認ください。 




