サルタ(アルゼンチン)には魅力的な街の要素がすべて揃っているが、何が足りなかったのか
アルゼンチン・サルタへの旅は、期待が高すぎる落とし穴を教えてくれました。周囲の旅行者が絶賛していたため、長距離移動の疲れを癒すために1か月間滞在できるアパートを借りようとまで考えました。ブエノスアイレス(人口300万人)やロサリオ(人口100万人)を好きになった私たちにとって、サルタは理想的な隠れ家になるはずでした。
サルタの第一印象
「ゆったりした雰囲気」「植民地時代の面影」「コンパクトさ」が売りのサルタは、ラテンアメリカの小さな宝石が好きな私たちにぴったりの街に思えました。プエルトイグアスからの20時間の夜行バスで到着したとき、北部のこの街への期待は最高潮に達していました。

宿泊したのは Casa de Borgoña。中心のプラザ・9・デ・ジュリオから数ブロックの場所にあり、荷物を置いたらすぐにコーヒーと人間観察を楽しむために外へ出ました。
カフェでノートパソコンを開き、甘いスイーツとカフェコンレチェを味わいながらゆっくり過ごした時間は、特に心に残る思い出です。
街の雰囲気と問題点
植民地様式の建物や鮮やかな新古典主義の教会を散策しましたが、ロサリオで感じたような瞬時の愛着は湧きませんでした。サルタはロサリオより小さく、ブエノスアイレスよりはるかに規模が小さいものの、ラッシュアワーになると交通渋滞と排気ガスが立ち込め、歩道は混雑します。逆に人が少ない時間帯は街全体が眠くなってしまうのが paradox です。

街の壁画は街の脈拍を示すはずですが、歩き回っても特別に鋭いエッジは感じられませんでした。


サルタのハイライト
セロ・サン・バルバーノ登山(1,000段):多くの観光客はケーブルカーを利用しますが、私たちは挑戦的に徒歩で登りました。地元の人々も日常的にトレーニングコースとして利用しており、時折走者が追い越す光景も見られました。山頂からは街全体を見渡すパノラマビューが楽しめ、屋外スピニングクラスも開催されています。下山は再び徒歩で。
この地域ではコカの葉が合法で、アンデス北部でも徐々に広がっています。高山病の緩和やエネルギー補給、食欲抑制に効果があり、コカ茶としても販売されています。バス停で葉を噛む人々が口にした葉を吐き捨てる様子が見られます。


ある露天商はコカとともにチリモヤ、桃、パパイヤを販売。看板には「Viagra」と書かれていますが、実際は「Viagra ではなく、maní(ピーナッツ)です」と書かれています。
サルタは16世紀にスペインの征服者がボリビアの銀山への補給基地として設立。植民地の遺産とアンデス先住民の文化が混ざり合い、彫刻が施された扉、ラマの毛製品、市場、エンパナーダやサラダ、パスタに入るキヌアなどがその証です。

プラザ・9・デ・ジュリオは壮大な大聖堂とカフェが立ち並び、街の中心として賑わっています。

私たちはプラザで食事もしましたが、観光エリアの外へ足を伸ばすことで、より本格的なサルタの雰囲気を味わうことができました。
総合評価とおすすめルート
全体としてサルタは「まずまず」だったものの、感動的な体験には至りませんでした。ベジタリアン向けのレストランは少なく、博物館も特に光るものはありませんでした。混雑が街の魅力を薄めてしまうのが残念です。期待が高すぎたのかもしれません。
それでも、サルタはカファイエテのワイン地域(南へ2時間)や、北へ続くケブラダ・デ・フマウカの村々への拠点としては便利です。

サルタ旅行メモ
セロ・サン・バルバーノへのケーブルカーは毎日10:00〜19:00運行(所要8分、片道AR$25、往復AR$45)。1,000段の階段は無料で約45分かかります。
おすすめカフェ:Café Balcarce(Balcarce 1)とCafé Teuco(20 de Febrero & Santiago del Estero)—コーヒー、アルファジョレス、Wi‑Fiが充実。エンパナーダはEl Patio de Empanadas(San Martín & Las Malvinas)とEl Buen Gusto Empanadas(O’Higgins 575)がおすすめです。
宿泊は Casa de Borgoña(España 916)を推奨。詳しいレビューはこちらをご覧ください。
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