チチカカ湖沿いの20kmハイキングでボリビアの田舎を探検
チチカカ湖はボリビアでの最後の拠点となり、ペルーへ向かう前に訪れました。ラパスからバスで到着し、国境に近い場所に宿を取りました。ボリビアとペルーの境にまたがるこの湖は、世界でも屈指の標高を誇る航行可能な湖で、標高の高いハイキングの入門に最適です。
ドン・ヒラリオさんとの忘れられない出会い
標高3,840メートル、15kmのトレッキングで疲れ切ったとき、ドン・ヒラリオさんに出会いました。この年配のボリビア人農夫はチチカカ湖のほとりに暮らし、外国人を見ることは稀です。ロマンチックなロングリードボートに乗せてもらい、カナダ・米国・オランダ・チェコ・ニュージーランド・ドイツから集めたポストカードを自慢げに見せてくれました。ボートの代わりに徒歩でさらに5km進むことにし、エネルギーを温存しました。彼の村シクアニへは約4時間かかり、これがマチュピチュへの5日間トレッキング前のウォームアップとなりました。ロングリードボートは装飾的になっていましたが、彼の人柄は旅の大きな励みとなりました。
コパカバナからの日帰りハイキングの理想形
コパカバナの観光地化にがっかりした私は、湖畔の絶景を求めて出発しました。チチカカ湖は世界で最も標高の高い航行可能な湖であり、インカ神話の舞台でもあります。創造神ヴィラコチャが太陽・月・星・人類を作り出したとされる太陽島(Isla del Sol)や月の島(Isla de la Luna)は、コパカバナまたはヤンプパタからボートでアクセスできます。私たちはヤンプパタを拠点に、静かなインカ遺跡を巡り、途中で浮かぶレストランや放置された遺構を見学しました。標高の影響で息が切れましたが、丘の頂上からは前コロンビア時代の道(Camino Precolombino)の全景が望め、そこから湖面へと下ります。途中の大きな村では家畜やフレンドリーな農家に出会い、ドン・ヒラリオさんのように温かく迎えてくれました。最後の登り坂を越えると、湖と島々、谷のパノラマが広がり、疲れが一気に吹き飛びました。ヤンプパタではすぐに太陽島へボートで向かうのではなく、後日全島ハイキングを計画しました。コパカバナへはタクシーで10ボリビアーノ(1人)で30分で戻れます。このハイキングはマチュピチュへの期待感を高め、次の目的地である太陽島へと続きます。
チチカカ湖ハイキングの実用的なヒント
距離は実際に19〜20kmで、当初想定した17kmよりも起伏があり、ややハードです。
ヤンプパタまでの所要時間は休憩やドン・ヒラリオさんとの交流を含めて約5時間です。
途中に売店はありませんので、軽食と飲料水は自分で持参してください。




