カンボジア・バッタンバンのユニークな竹列車体験
バッタンバンへの日帰りツアー
カンボジアのほこりまみれの地方都市バッタンバンでは、旅行者はツークツークで一日ツアーに参加し、個性的な観光スポットを巡ります。私たちも、Alex in Wanderland の『A Weekend in Battambang』や旅行ガイド、ブログで見聞きした竹列車のイメージに胸を膨らませていました。
竹列車とは?
想像したのは、かつて貨物輸送に使われた一本線のレール上を走る、竹製のレールや竹の座席があるレトロな列車。サステナブルな建築の象徴として、旅行者の間で必見の体験と評判です。(動画は記事末尾にあります。)
ツークツークで現地へ
ガイドがツークツークで町外れへと連れて行き、舗装された道路から凸凹の土道へと移ります。やがて古びた観光屋台の近くにある線路へと到着しました。
竹列車の実態
日差しが錆びた鋼鉄レールに反射し、目の前に現れたのは木製のプラットフォームに竹のマットが敷かれたシンプルな構造。ボルトや枠はなく、簡単に分解できる設計です。
期待と現実のギャップ
パームの森や農地、白い牛がのんびりと草を食む風景をゆっくりと走るイメージでしたが、実際は警官に一人5ドル支払い、前向きに座るだけで、すぐに加速し始めました。車掌は麦わら帽子に赤いTシャツ、細身のジーンズ姿の若者で、ニコリと笑いながらタバコをくわえていました。
スリル満点の走行
木製の座席を握り締め、速度と衝突の物理を考えながら、農村の風景はぼやけていきます。列車は15分ほど、ギャップや揺れる橋を次々に乗り越え、途中で出会う土産屋やフルーツ、ビールの屋台へと到着しました。
現地の雰囲気と課題
午前9時の渇きを癒すべく、私たちは何も買わずに立ち去りました。この仕組みは観光客にとってはエンターテイメントですが、田舎の小屋で生活する地元住民にとっては観光客の売上に依存した唯一の収入源です。そこで、英語が堪能な9歳の少女が米工場見学を案内してくれ、穀物の粉砕や選別の過程を説明してくれました。彼女は観光客から学んだ知識で案内しており、私たちは感謝の気持ちを込めてチップを渡しました。
列車の待ち時間と帰路
列車が列を作り、私たちの番が来るまで後方で待機。観光客はビールを片手に談笑しながら待ちます。帰りはさらに奇妙で、対向列車が来るたびに乗客は降り、車掌がプラットフォームとプーリーを解体して道を譲ります。ヨーロッパ・アメリカ・アジアの旅行者が興味津々で見守る光景は、まさに大きな驚きでした。
撮影熱と観光の実態
iPhone、iPad、プロレンズ付きDSLRなど、カメラが至る所にあり、誰もがこの光景を記録しようとします。5ドルの乗車料で、途中のビールは1ドル。にもかかわらず、技術機材は何万台も集まります。バッタンバンの街中で1日15ドルのガイド料や月額70ドルの外国人用アパートと比べても、映像機材は村の価値をはるかに超えて見られます。
現地住民の温かさと矛盾
カンボジア人はどこでも笑顔で迎えてくれますが、毎日繰り返される観光客の行列は貧困の中で小さなトリックを売る光景でもあります。私たちは原則として何も買わなかったものの、5ドルを払わないことが本当に助けになるのかと自問自答しました。廃れた鉄道が富裕層の観光客を運ぶツールに変わった皮肉を、改めて考えさせられました。
まとめ
バッタンバンの竹列車は、スリルと写真映えを求める旅行者にとっては魅力的ですが、同時に現地経済や観光の在り方を見つめ直す機会でもあります。あなたは乗ってみますか?




